ノリノリ・・・10/31かみや

土日は大荒れの天気を覚悟していたのだが、台風は思いの外早く東の海上へと抜けて行った。

すっかり諦めてた釣りに行けるなんてなんか得した気分!

船宿は土曜日の夕方早々に出船宣言をした近場の羽田「かみや」にするとして、さてカワハギにしようかスミイカにしようか、当日の朝まで悩んだ。要はどっちも行きたいのだ。
う~ん。考えてみれば前の週にフグの外道で釣れたカワハギ食べたばかりだし、今食べたい方はスミイカかな?って事でカワハギに後ろ髪引かれつつもスミイカをチョイス。

大シケの後という事で客の出足鈍くスミイカ船は総勢5名。トモは既に埋まっていたので左舷ミヨシに釣座を構えて出船を待った。

台風一過のスカッとした青空を期待したいところだが空にはどんよりとした雲が拡がり、更には10m程の北風まで残っており波も高めで良いコンディションとは言い難い。しかし釣りをするのに支障がある程でもない。
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この日のポイントは富津岬の北側。上げ潮が流れている時間だが潮通しが悪く、さらに船は北風に押し戻される格好で殆ど動きが無い。

それでもイカのご機嫌はまずまずのようで、一流し目からポツポツと乗ってきた。
型も中小が混じる。小型のアオリは迷わずリリースするけど、小型のスミイカは喜々としてキープしちゃう。だって恐ろしく旨いからだ!

タナ取りをマメに行い、20秒に1回の割合でソフトにしゃくってイカを誘う。
するとティップがもたれるようなアタリがきてすかさずアワセると、“ドンッ!”
う~~~ん、か・い・か・ん!(c)薬師丸ひろ子

やっぱりスミイカ釣りは面白い(≧~≦))!

昼前の潮止まりの時点でスミイカ13杯にシリヤケイカ2杯。悪くないペースだ。
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下げ潮に変わると左舷ミヨシの俺の釣座は完璧な潮上になったが、5人しか乗っていないからイカのノリに変わりはない。
ん?なんか違う!
潮変わりしてからというもの気が付けばシリヤケイカばかりが8連チャン、本命のスミイカとほぼ同数になってしまった!
何でだ!?
「潮先に全部スミイカ取られちゃってるんじゃない?」と船長。
どうやら右舷トモではスミイカがノリノリらしい。

しかし“イカを釣り分ける”なんて芸当は俺には出来るはずもなく、とにかくマメにタナ取りをしてソフトなしゃくりを続けるのみ。
本命が乗ろうが外道が乗ろうが関係ない、それが俺の生きる道なのだ!

【釣果】
7時30分出船、15時沖揚がり
スミイカ22杯、シリヤケイカ17杯

【タックル】
ロッド:マニアス・フグリミテッド170
リール:シマノ カルカッタ・コンクエスト301F
ライン:PE1号

【本日の総括】
沖上がりまでポツポツ釣れ続けてこの釣果。
船中22~39杯と小潮回りなのにイカはノリノリ、トータル39杯は右舷トモの方と並んで竿頭だった。個人的にはスミイカシリヤケイカより釣れて本当に良かった。
ちなみにシリヤケはアジ釣りとカワハギ釣りの付け餌になるそうで全て船宿に提供してきた。美味しいスミイカが22杯もあれば、我が食卓にシリヤケの出番などないのだ。

港に着くと既にカワハギ船は帰港していたが、何やら桟橋がざわついていた。そこで話しを聞いてビックリ!
なんと束釣りが2名、船酔い者を除くと全員40枚以上の歴史的大爆釣DAYだったそうだ!
カワハギ釣りに苦手意識アリアリの俺、こんな状況だったら流石にソコソコ釣れただろうし、う~ん、こりゃ選択誤ったかな?

でも小型スミイカの旨さは格別、刺身、ゲソの湯引き、イカワタホイル焼き、チンゲンサイスミイカオイスターソース炒めで美味しく頂いた。
残りは冷凍したし、旨いスミイカ料理が当分楽しめそう!

さあ、次はいよいよ大本命のアオリを釣る番だ!