あと10m・・・8/27野毛屋
そろそろ鯛を釣り鯛。
だったらここは手堅くライバルの少ない平日釣行でしょ!
という訳で金曜日に緊急夏季休暇を取得して野毛屋第二忠丸に乗船した。
定時に出船した第二忠丸、ここのところ第三海保周辺海域を徹底的に攻めているそうで、この日も第三海保へ直行。
ポイントの水深は40m前後、速い下げ潮が流れていたけど80gのラバージグで楽に底が取れる。
操船しながら竿を出す船長もしきりに「イイ潮が流れてるなあ。」と言ってるし、釣れそうな気配はムンムン漂っていた。
天気サイコー!
天気サイコー!
しかしそこは鯛ラバ、そう簡単にアタリがあるわけでもなく、何も起こらないまま1時間が経過。
幸いこの日は相変わらず灼熱の太陽が照り付けるも、そよそよ風が吹いていて気
持ちがイイ。
焦らず慌てず集中力を切らさずに釣りを続けることが大事だ。
持ちがイイ。
焦らず慌てず集中力を切らさずに釣りを続けることが大事だ。
そんな9時過ぎ、ジグを着底させて3m巻いたところで“ゴンゴン!”という力強いアタリ、こりゃ鯛だ!しかし2m巻いたところで魚がゴムを離してしまったようでアタリが消えた!素早く10m巻いてもう一度落としこみ誘う。やる気がある鯛ならもう一度追い掛けてくるはず!なのだが・・・。
・・・残念。
まあでもアタリがあったという事は、誘い方もジグのチョイスも合っていると判断して良いはずだ。ここは前向きに、ポジティブに、BAD BRAINS聴いてPMA(positive mental attitude)を実践だ!
そう、タイラバとはメンタルな釣り、諦めちゃうと何故か絶対に釣れないのだ。
そしてその約30分後、底から3m巻いたところで“ゴンゴン!”これまた紛うかた無き鯛のアタリ、その竿をみて俺の隣で竿を出しているキャプテン勇治が「おおお!キタキタ!」と興奮した声を出す。そして更に2m巻いたところでズドン!と竿が入った!
「ヒットーーーーーーーー!」と声を出したのは勿論俺ではなくキャプテン勇治。そして大声で反対側にいる中乗りエストシ君(仮名)を呼ぶ。
これは楽勝で上げられるかなと思った鯛が、5mくらい巻き上げたところで突如頭振って潜り始めた。竿は極限まで絞り込まれ、1.2kgに締めたドラグが鳴って勢いよくラインが放出される!
「おお!デカイ!デカイぞ!おう、真面目にやれよ!」
真面目にやれ?
キャプテンの言葉に思わず爆笑、「俺は超真面目にやってますよ!(生き様含め)」
存分にやり取りを楽しみつつジリジリ着実に巻き上げる。久々に味わう真鯛の三段引きは格別だ。中乗りエストシ君(仮名)がタモを構えさあランディングが近い!というところで
“スポッ!”
「スポッ?」
「バレたあーーーーーーーー(T-T)!!!」
リーダー入れてもあと10m、俺は或は鯛が浮いてくるのではないかと諦めきれず辺りをキョロキョロ見渡したが、真鯛さんはどうやら元いた所へと帰って言ったようだ。ガックリ。
「ヒットーーーーーーーー!」と声を出したのは勿論俺ではなくキャプテン勇治。そして大声で反対側にいる中乗りエストシ君(仮名)を呼ぶ。
これは楽勝で上げられるかなと思った鯛が、5mくらい巻き上げたところで突如頭振って潜り始めた。竿は極限まで絞り込まれ、1.2kgに締めたドラグが鳴って勢いよくラインが放出される!
「おお!デカイ!デカイぞ!おう、真面目にやれよ!」
真面目にやれ?
キャプテンの言葉に思わず爆笑、「俺は超真面目にやってますよ!(生き様含め)」
存分にやり取りを楽しみつつジリジリ着実に巻き上げる。久々に味わう真鯛の三段引きは格別だ。中乗りエストシ君(仮名)がタモを構えさあランディングが近い!というところで
“スポッ!”
「スポッ?」
「バレたあーーーーーーーー(T-T)!!!」
リーダー入れてもあと10m、俺は或は鯛が浮いてくるのではないかと諦めきれず辺りをキョロキョロ見渡したが、真鯛さんはどうやら元いた所へと帰って言ったようだ。ガックリ。
ジグを回収すると、2本の針のうちの片方が伸びていた。どうやら1本しか針掛かりしなかったようだ。掛かり所も悪かったのかな?
でもジグのチョイスも誘い方も完全に間違っていないことだけは証明された!
針を新品にチェンジして再開!
アタったし、掛かったし、今が時合い、チャンス・タイム継続中のはずだあああ
あああああ!
アタったし、掛かったし、今が時合い、チャンス・タイム継続中のはずだあああ
あああああ!
・・・。
・・・。
【釣果】
7時15分出船、15時沖揚がり
7時15分出船、15時沖揚がり
【本日の総括】
それ以降二度と俺の竿にアタリは無かったのだった。
鯛ラバ悪夢の5連敗、自己記録を更新でゴザイマス。
それ以降二度と俺の竿にアタリは無かったのだった。
鯛ラバ悪夢の5連敗、自己記録を更新でゴザイマス。
沖上がりのアナウンスがあって、意気消沈気味に道具を片付けていると、キャプテン勇治が操舵室から顔を出し大声で俺を呼んだのだった。
何事かと思って近寄ると、
「最近フグは沢山食べてるだろうけど、鯛食べてないだろ?俺が釣った鯛2.4kgあったんだけど、持ってけよ。」
なんと自ら釣り上げた獲物を俺に譲ってくれるという。
「ちゃーんと血抜きしてクーラーで氷水で冷やしてるから、今夜刺身にすると旨いぞ!残りは漬けにしてご飯に乗っけて食べると最高だぞ!」
こうまで言ってもらっては遠慮するのも不粋、有り難く頂戴することにした。
何事かと思って近寄ると、
「最近フグは沢山食べてるだろうけど、鯛食べてないだろ?俺が釣った鯛2.4kgあったんだけど、持ってけよ。」
なんと自ら釣り上げた獲物を俺に譲ってくれるという。
「ちゃーんと血抜きしてクーラーで氷水で冷やしてるから、今夜刺身にすると旨いぞ!残りは漬けにしてご飯に乗っけて食べると最高だぞ!」
こうまで言ってもらっては遠慮するのも不粋、有り難く頂戴することにした。
二日目は昆布しめと漬けで美味しく頂きました。
ちなみにこの日の野毛屋釣船店HPの釣果欄を一部抜粋すると…
「今日はお客様3人様で、全員ヒットしました。しかし、ラバージグのお客様が後10mの所でバレてしまいました。ハリが伸びていたので大型だったと思います。残念!他にも、ハリスの元が切れてしまったり、取り逃がすと大型なので残念です。又、リベンジに来て下さい」
との記載があった。(無断転用すいません!)
との記載があった。(無断転用すいません!)
ええ、ええ、勿論です!勿論リベンジに伺いますとも!
でも思いがけず鯛を食べる事ができちゃったので、次に野毛屋に行くときはフグ狙いだったりして…。