TIN MACHINE・・・ラーメン大蒲田店

会社の後輩と豚の臓物を生で喰らいまくったら、その翌朝下痢と蕁麻疹を発症した。

しかし、DAVID BOWIEは何故突然バンド名義で活動することにしたのだろう?
ソロ名義でやれる事はやり尽くしたと思ったのかもしれないが、そのあまりに華やかなソロでのキャリアに比べると、このバンドの評価は低いまま消滅し、なんだか哀しい。
でも酷評された2枚目にして最後のアルバム1曲目の「BABY UNIVERSAL」は中々の名曲だったと思う。

・・・。

それはTIN MACHINE

俺が襲われたのはJIN MACHINEですよ、ジンマシーン!

まずは両腕に発症した蕁麻疹は翌日には首から下の全身に広がり、両手の甲までパンパンに腫れるというかつて体験したことの無い激症に見舞われた。

全身が猛烈に痒くて熱を持ち、見た目も悍ましい。
で、急いで近所の皮膚科に行ってみればあろうことか盆休み!
呆然としてもいられないので、携帯のネットで検索し蒲田で開いてる皮膚科を発見し急行した。

診断の結果は重症の急性蕁麻疹。抗ヒスタミン剤だけではとても効かないだろうとのことで、ステロイドの錠剤まで処方されてしまった。
これではドーピング検査で引っ掛かってしまう。俺のアスリートとしての選手生命は絶たれたも同然だって勿論只の冗談ですけど。

ところで“痒み”という感覚は人間にとって本当に必要なものなのだろうか?
“痛覚”が生命維持にとって必要な感覚であることはよく分かる。
自慢する訳ではないが、何度か痛風発作を発症したことのある俺は、痛みについてそれなりの権威である。発作の痛みに堪えながら、「痛覚は人間に必要な感覚なんだから!」と己を慰めた忌まわしくも懐かしい思い出。
しかしこの痒みという奴は必要性が良く分からないばかりか肉体のみならず精神をも蝕む厄介な存在だ。苛々するという言葉では言い表せない程に苛々苛々苛々する。

これも“本厄”という筋書のない悲劇に組み込まれた試練の一つなのだろうか?
いずれにせよ俺のペシミスティックな人生観がこの日更に増強されたのは間違いない。

人生はかくも切ない。
だからこそ頑張って楽しむ努力を、楽しいことをやり続ける努力を払わねばならないのだ。

で、本題。

折角蒲田まで行ったのだから、ランチはラーメン大で済ませることにした。
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つけラーメン700円也。トッピングはニンニク。

この日もまた猛暑で店に着く頃には汗だくになってしまい、反射的にラーメンではなくつけラーメンの食券を買ってしまった。

麺の茹で加減も良く、野菜はしゃきしゃき感が残っており、厚くカットされた豚も旨かった。

満足。


ところで病院の診察前の問診で、以前蕁麻疹で病院にかかったのはいつ頃かと問われ、このブログで検索したら、それは2008年11月のことであった。こんなブログでもプラクティカルに役立つこともある、と言えなくもない。
その時は完治まで数ヶ月を要したと記憶しているが果たして今回は・・・。