猛暑日に沖で闘う本厄男達・・・7/21野毛屋

暑い、暑い、暑い!
毎日暑くてやってらんねー!
もう会社なんて行ってらんねー!

そんな訳で休みを合わせてDDVセンパイと沖へ繰り出した7月21日。
狙うは勿論白子持ちのショウサイフグだ。

前回の俺はショウサイ2尾にアカメが2尾だが白子なし、一方DDVセンパイはデカアジ釣ったものの本命ゼロ、ここは揃ってリベンジしたいところ!

しかし出船前の船中はまだ7時前だというのに既にうだるような暑さ。どうやら我々が闘わなければいけない相手は魚だけではないようだ。


定時に出船した第一忠丸が向かった先は大貫沖。
スローダウンした船はそのままポイントを探索するでもなくいきなり停止し、迷いなく船長は碇を下ろした。

合図があって実釣開始!するとその直後、俺の右側からリールを巻く音が聞こえてきた。
「!!!」
なんとDDVセンパイの竿がいきなりひん曲がってるじゃないか!そして30センチを超えるような大型が上がってきた!
前回ボウズのDDVセンパイ、今回は船中一番乗りで本命を、しかも良型をゲットの快挙だ!

そしてその直後、
“グンッ!”
空しゃくりした俺のロッドが絞り込まれた!
“デカイの、キターーーーー!”
ところが次の瞬間、魚のみならずカットウの重みもろとも重さが消えた。
「・・・切れた?」
回収してみると、リーダーの先に結んだはずのサルカンがすっぽ抜けていた。
最近この手のノットのミスが増えてるような気がしないでもない。
・・・。
老眼?老眼が始まっているのか?俺?

折角大型が掛かったカットウ、同色のモノを船長から買い求め、仕掛けを作り直していると、
「それリーダーが長過ぎるよ!」と船長。
「いつもそんな仕掛けでやってたの?」
勿論である。
「誘いも悪くないし、もっと釣れてもいいのにっていつも思ってたけど、そんなにリーダーが長かったらカットウの動きが悪くなって釣れないハズだよ!」と容赦ない。
なるほど、そういうもんなのか。
そんな訳で俺の力作FGノットを多少の未練を感じながらスパッと切断、サルカンを介してPEと食わせ仕掛けを直結にした。
このタイム・ロス中にDDVセンパイは良型を追加、船中でもポツポツ釣れていたが長くは続かず俺が戦線に復帰した頃にはアタリが止まっており、朝一の絶好の時合いを逃してしまった格好だ。

ところで前日はトップ25尾、スソでもツ抜けの12尾と久々の爆釣、しかも朝一でアンカーを下ろしてから沖揚がりまで一度もポイントを移動しなかったそうなのだが、生憎とこの日はそこまで大きな群れには当たらなかったようで船は移動を繰り返した。

それでもどの場所でもフグは顔を出し、俺にも時折アタリがあって、ポツン、ポツンと釣れるようになった。


DDVセンパイはアジ釣ったりサバ釣ったりと外道も多彩だったが、何故か俺は外道はアカエイ1匹のみで、いつも嫌になるくらい釣れるヒトデやイイダコすら全く釣れない不思議な感じ。いつもと同じエサ、同じ仕掛け、同じ釣り方なのに何故だろう?
釣りには多くの不思議がある。だから飽きないとも言えるのだけど。

結局7尾釣ったところで時間切れとなり、物足りなくはあるけど一応のリベンジは達成と言いたいところ…。ではあるが、またしても白子が入っていなかった。
一方DDVセンパイは本命4尾だが型揃い、白子もバッチリ入っていて外道のアジとサバもキッチリ血抜きしてお持ち帰り。

でも都心で2年振りの猛暑日となったこの日、沖ではイイカンジに南西風が吹いており思いの外涼しくて快適だった。

俺もDDVセンパイも釣果以上のちょっとした収穫があったし(今後に繋がるよね)、まあ最高の平日釣行だったと言えるかな?


【釣果】
7時15分出船、15時沖揚がり
ショウサイフグ7尾
(外道にアカエイ)

【タックル】
ロッド:マニアス・フグリミテッド170
リール:Abu Garcia Salty Stage REVO BJ-L
ライン:PE1号

【本日の総括】
後日談。
この日の釣果は船中3~13尾、前日の爆釣には遠く及ばない感じであった。
しかし定休日を挟んだ翌金曜日は16~35尾と再び大爆釣、我々のW本厄がもたらす負のツイン・パワーを改めて証明することとなった。
何故狭間?

そしてフグ釣りの時は手が甘海老で汚れるので撮影が疎かになりがちなのだが、この日は完全に写真撮るのを忘れてた!

そんな訳で拙い料理の写真をば・・・。
イメージ 1

初めて作ってみたフグの漬け、これが予想を遥かに超えるとんでもない旨さで俺は本当にビックリ!
タレに漬け込んでもフグのプリプリとした食感は失われないんだ!


どうもフグ釣りは一生の趣味となりそうな予感がするなあ・・・。