リベンジだよ全員集合!・・・7/18太田屋

借金は早く返すに限る。

という訳で、早速太田屋のタチウオ・ジギング船に再び乗り込んだ三連休の中日の日曜日。

・・・。

う~ん、タチウオって本当に人気があるんだね!

エサ釣りルアー釣りを合わせて沢山の船宿がタチウオ船を出しているにもかかわらず、この日実に21名(あれ?22だっけ?)ものアングラーが乗り込み船はパンパン、出船前から大オマツリ祭りの気配が濃厚でやや萎え気味だ。


数日前には金谷沖まで走った太田屋のタチウオ船だが、ここのところ金谷の群れが沈み気味、代わりに大貫沖の浅場に群れが出現しているとのことで、この日は第二海保南側でスロー・ダウンしタチウオの群れの探索が始まった。

程なく反応が出たとのことで実釣開始!
水深は40m程だが反応があるタナが散らばっているそうで水面5mまでを探る。
左舷ミヨシで本命が型を出した、その直後のことだった。
水面下5mまでジグを巻いたところでリールのクラッチを切り、ジグをフォーリングさせ始めたらいきなり糸フケが!
オマツリしちゃったかな?とリールを巻いたら
“グンッ!”
“オマツリじゃなくて魚が食ってたーーーーー!”
見えてきたのは銀色に輝く長い魚体、取り込みも成功してなんと一流し目から本命キャッチだ!
これは今日のリベンジは楽勝か?

しかしその後が続かず船はクルージングを繰り返す。
徐々に南東方向へと進んで行き、気が付いたら大貫沖水深12mなんてポイントを攻めていた。
案の定すぐそばにアンカーを下ろした野毛屋のフグ船が見える。
しかし野毛屋以外のフグ船の姿はなく、富津やら木更津やらにポイントが散っているのかもしれない。
という事は湾フグ市場も苦戦気味ってことか?

本命はたま~に船のどこかで顔を出すような釣れ方だが、サバ、イナダ、そしてサワラなどの外道も釣れ始め、船内はそれなりに活況を呈していた。
俺も前回の反省を活かし、丸太のように太った良型のサバが釣れた際は首を折って血抜きをし、更に内臓を取り出してからクーラーに入れた。
これで“酢でしめ過ぎないシメサバ”を作るのだ。

「潮が効き始めたら釣れる」というのが船長の目論見だったが、11時を過ぎて落と潮が流れ始めても魚の活性は一向に上がらなかった。

この日の潮色は連日の南西風の影響か泥水のように茶色く濁っており、それが影響したのかもしれない。

…。

前回は13時半に沖揚がりとなったが、この日の船長は粘った。

その甲斐があって、2時頃に第二海保南側の水深40mのポイントでタチウオの群れに遭遇!
入れ食いとまではいかなかったけれど、何度か連発シーンもあり殆どの人はここでボウズ脱出となったのでないだろうか?

俺も良型バラシや水面バラシなど勿体ないのも多かったけど、なんとか2本追加したところで14時半沖揚がりとなった。
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【釣果】
7時30分出船、14時30分沖揚がり

【タックル】
<ジギング>
ロッド:ZENITH零式 LIGHT G-TOP L 
リール:スピードマスター201
ライン:PE2号、ハリス:フロロ40lb
<キャスティング>
ロッド:PALMS CORALSTAR 70M
リール:SHIMANO TWIN POWER SW5000HG
ライン:PE2.5号、リーダー:ナイロン40lb

【本日の総括】
船中0~7本、やはり相当に渋い日であったようだ。まあ3本釣れたし、良型のサバをちゃんとキープしたし、オカズはバッチリなので良しとしよう。

タチウオは刺身とムニエルで、そしてシメサバは酢に砂糖を加えない代わりに昆布と唐辛子を入れて軽くシメてみた。
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旨い。

数は出なくても3本も釣れれば食べるには充分な数だし、サバは思ったより脂がノッていなかったけれど、ほぼ刺身というようなあっさりシメサバは絶対にスーパーでは買えないし、ささやかながらリベンジは達成したものとしよう。

あ、スピニング・タックルでワームを使ったワインド釣方ではこの日釣れなかったので、それは次回以降のお楽しみにしたい。