タチウオ始めました。・・・7/13太田屋

金沢八景の太田屋が7/9よりタチウオ・ジギング船を始めた。

思えば冬タチウオの末期にDDVセンパイと太田屋のタチウオ・スミイカのリレー船に乗ったのはもう半年も前の事だ。
その時はタチウオの群れが見つからずに船中2本という散々な結果だったのだが、その貴重な2本のうちの1本を生まれて初めてタチウオ釣りをやった俺が釣ったという忘られぬ思い出。

絶対的な釣果は不満でも相対的な結果に満たされた俺は至福に包まれており、半年先にまさか自分が地獄の中を彷徨う事になろうとは当時思いもよらなかった。

…。

ああ、タチウオが釣りたい。

穴のあく程に予定表を見つめても何一つとして仕事が入っていなかった13日、俺は緊急代休を取得して金沢八景へと向かった。


雨風の予報の火曜日、さぞかし空いているだろうと思ったけど、タチウオ船には俺を含めて8名の客が集まった。
左右ともにミヨシ側2名がエサ釣り、トモ寄り2名がルアーという配置、俺の釣座は右舷トモだ。

定刻10分前に出船した船は一路金谷沖を目指す。
ポイントが遠いため乗船時間は半日船より長く、一日船より短い。よって乗船料金も半日船より高く、一日船より安い。
理にかなっている。

1時間弱かけて金谷沖に到着してみれば、既に小規模ながら船団が出来ていた。

水深は100m以上の深さらしいが、反応は30~50m辺りに出ているという。

群れの移動スピードが速いらしく、ポイントの見切りが早い。

その日の2流し目、指示ダナを5m程過ぎたのでそろそろクラッチを切ってジグを落とし込もうとしたその瞬間、
“グンッ!”
“キターーーーー!”
一気に巻き上げると、銀色に輝く長い魚体が見えてきた。
躊躇無く抜き上げて取り込み完了!
イメージ 1


幸先よく1本目ゲット!
こりゃ爆釣か?

…。


……。


サバ、サバ、バラシ、サバ、サバ、サバ、サバ、バラシ、サバ、サバ、サバ、サバ、サバ、サバ・・・・・・。

本命は釣れず、サバは活発で、諦める事無くジグを操り続けたのだが、結局本命は釣れる事無くそのまま沖揚がりを迎えたのだった。
イメージ 2

鋸山に程近い金谷沖を終日攻めましたよっと。

【釣果】
7時20分出船、13時20分沖揚がり
タチウオ1本

【タックル】
ロッド:ZENITH零式 LIGHT G-TOP L 
リール:スピードマスター201
ライン:PE2号、ハリス:フロロ40lb

【本日の総括】
前日のシケの影響で群れが沈みがちだった上に活性が極端に低かった、というのが船長の見解だった。
それでもトップはエサ釣りの方が10本、俺も1本目は苦も無くゲットできたしもう少し釣れてもよさそうなもんだけど、これも本厄効果の為せる業なのか?

あと、俺はタチウオしか眼中に無かったのでサバは全てリリースしてしまったのだが、他のお客さんを見ると良型はちゃんと血抜きをして持って帰っていた。


しまった!
脂ののったサバは旨いに違いない。

そんな訳でまたしても割り切れぬ思いばかりが残った釣行となり、リベンジしない訳にはいかないのだった。

いったい俺はどのくらいリベンジしなければいけない事があるのか?

人生借りばかりが増えるだけで,返せども返せども負けを返しきれない。