野毛遠征
時刻はまだ4時であったが、これ以上会社に居てもやるべきことが無かったので、適当な行き先をホワイトボードに書き込むと俺は会社を出た。
気分を変えたかったし、普段行かない所へ行ってみたい。
目当ての店、福田フライの前でふと財布を見ると1万円札しか入っていなかったので、俺は入店することなくコンビニまで歩き、9000円、すなわち9枚の1000円札をATMで下ろした。
なんとなく立ち飲み屋の会計を1万円札で払うことは不粋なような気がするものですから…。
なんとなく立ち飲み屋の会計を1万円札で払うことは不粋なような気がするものですから…。
久々に訪問した福田フライは当然の如く混んでいた。
マッタク、こんな早い時間から酒飲んでる輩ってどういう人種なんだよ!?って人のこと言えないんですけどね、エヘヘ。
マッタク、こんな早い時間から酒飲んでる輩ってどういう人種なんだよ!?って人のこと言えないんですけどね、エヘヘ。
俺は狭い通路を通ってカウンターの一番奥に釣座を構え、まずは生ビールをオーダー。
旨い!ニンニクと唐辛子の効いた辛いソースは絶品だ!
ほろ酔い気分で街を散策すると、魅力的な店がそこかしこにある訳でテンションが上がる。
都橋商店街までブラブラ歩いて行ったのだが、店を決めかねていた。そこで胃袋の欲求に素直に耳を傾けてみたら「餃子!」という声が聞こえてきたので、日本で初めて焼き餃子出した店というフレコミの「萬里」へと逆戻り。この店は福田フライのすぐ近くなのです。
オーソドックスに瓶ビールと餃子で攻めてみた。
餃子はいたって普通であったが、政治的理念とは異なり俺は餃子に対しては非常にコンサバティブ(I'm just kidding)なので、これでいいのだ。
もう少し街をウロウロしたい気分ではあったが、俺は自分の感情が制御出来ている内に帰る必要性を感じ、萬里を出ると桜木町へ向かった。
出口がみつからないし乗り越え方がわからない。
それでも前に進むしかないのだ。
(タイラバから学んだこと)
それでも前に進むしかないのだ。
(タイラバから学んだこと)