大鯛の呪いは続く・・・5/29野毛屋
雨予報の大潮。
なんだか真鯛が釣れそうじゃね?
という訳で5月29日土曜日、俺はタイラバタックルを持って再び野毛屋第二忠丸に乗り込んだ。
釣座は左舷ミヨシ。
なんだかいけそうな気がする。
この日の最初のポイントは前回同様第二海保北側の浅場。
猛烈な下げ潮が流れており、船はみるみるうちに流されて行く。
この水深20~25mのポイントを筋目を変えながら丁寧に探る。
猛烈な下げ潮が流れており、船はみるみるうちに流されて行く。
この水深20~25mのポイントを筋目を変えながら丁寧に探る。
「バカヤロウ、しっかりアワセろ!」
突如炸裂したキャプテン勇治の咆哮に、船中は勿論第二海保で仕事中の作業員全員が凍りついた!
突如炸裂したキャプテン勇治の咆哮に、船中は勿論第二海保で仕事中の作業員全員が凍りついた!
見ると中乗りエストシ君(仮名)の竿が急角度にしなっていた!
「竿を立てろ!立てるんだよ!」
怒鳴りちらすキャプテン、萎縮するエストシ君。
彼の竿は完全にノサレていて、ティップ部分が海面に突き刺さるように直角に曲がっている。どう見ても良型の真鯛であることは明らかだ。
しかし、
「ああ、バレた!何やってんだよコノヤロウ!」
「・・・。」
もはや船長と中乗りというよりは、戸塚校長とヨットの訓練生のように見える。
仕掛けを回収してみればハリス切れ、やや強引なファイトに4号ハリスが耐え切れなかったようだ。
「竿を立てろ!立てるんだよ!」
怒鳴りちらすキャプテン、萎縮するエストシ君。
彼の竿は完全にノサレていて、ティップ部分が海面に突き刺さるように直角に曲がっている。どう見ても良型の真鯛であることは明らかだ。
しかし、
「ああ、バレた!何やってんだよコノヤロウ!」
「・・・。」
もはや船長と中乗りというよりは、戸塚校長とヨットの訓練生のように見える。
仕掛けを回収してみればハリス切れ、やや強引なファイトに4号ハリスが耐え切れなかったようだ。
その後も海保北側を何度も何度も流し変えたのだが結局魚からのコンタクトは無く、とうとうここで型を見ないまま船は南へと移動した。
この過程で右舷で塩焼きサイズの本命が1枚上がったが、他にアタリも外道もなく
潮止まりの時刻を迎えた。
潮止まりの時刻を迎えた。
すると上げ潮を求めて一気に鴨居沖まで南下した第二忠丸。
午後の上げ潮タイムはここを起点に徐々に北上するというルートを辿った。
午後の上げ潮タイムはここを起点に徐々に北上するというルートを辿った。
程なくして上げ潮が効き始めた。
しかし誰の竿にもアタリは来なかった。
北へ、北へ、北へ。
「・・・。」
「・・・・・・。」
「・・・・・・・・・。」
そして15時30分、北上を続け遂に朝一と同じ第二海保まで辿り着いた第二忠丸が攻める場所はもうどこにも残されておらず、無念の沖揚がりとなったのだった。
結局この日は最後までアタリすらなかった。
やはりコマセ禁止区域まで真鯛が上がって来ていない印象だ。
しかしノッコミが遅れているのであれば、梅雨の訪れと共に真鯛爆釣!なんてことになるかもしれない。
ポジティブに頑張ろう!
やはりコマセ禁止区域まで真鯛が上がって来ていない印象だ。
しかしノッコミが遅れているのであれば、梅雨の訪れと共に真鯛爆釣!なんてことになるかもしれない。
ポジティブに頑張ろう!
この釣りにおいて一番の敵は“諦めること”なのだから…。