KKFCK(緊急フグ釣行)…5/2野毛屋

学生時代の友人(仮にA君)と地元の焼鳥屋で夕方から呑んでいたら、話の流れで翌日野毛屋へフグ釣りに行くことになってしまった。

ちっ、最近ノッコミが始まり調子上向きのカワハギ釣りに引っ張りだそうと企んでいたのに…。

まあでもフグ釣りは修行中の身、本格的に白子が始まる前に少しでもスキルを磨いておかねばならない。
そういう意味では中1日だけど、まあ望むところだ。

朝5時に出発、途中で友人(仮にA君)をピックアップし、6時過ぎに野毛屋に到着。
前々日は非常に混みあっていた第一忠丸だが、この2日釣果がパッとしないことを受けて先行者は7人と少なめ。
もう、みんなゲンキンなんだからぁ…。

定時5分前に出船した船は、大貫沖というよりも、富津岬先端の近くにアンカーを下ろした。
我々は右舷の胴の間で竿を出した。
この日もまたかなり早い下げ潮が流れていたが、右舷側7名、左舷側5名という配置だったのでオマツリも少なく、ストレスが溜まる様な状況ではなかった。
やはりこの位の人数(片側7人)が気持ちよく釣りができる限界ではなかろうか?(と思う。)

暫くすると、ポツン、ポツンと型を見始めた。
しかし相変わらず俺は釣れない。

一体釣れる人と俺の違いは何なんだろう?
特にこの日はアタリそのものが少なく、エサの消費もゆったりしたペースだった。

まあいいや、釣れはしないけど今までボウズだったこともない、のんびりやろう。と思ったら、
「生体反応が!生体反応が!」
と言いながら友人(仮にA君)がリールを巻いている!
上がってきたのは小ぶりではあったが紛れもない本命のショウサイフグだ!
時刻はまだ8時半にもなっていない。
今日はいけるのか?

…。

……。

その後は全く続かない。

30センチしゃくっては、ゆっくりと下ろす。
この単調な作業を続けていると俺の意識は段々トリップしてくるのだった。

来し方行く末、多くの後悔と先への不安、果たして俺はこんなところでアテもなくしゃくっていていいのだろうか?

ああ。嗚呼嗚呼嗚呼。

“グンッ!”
彼岸の彼方へと旅立っていた俺の意識が戻ってきたのは10時頃のことだった。
ようやく本命をゲッチュー!

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でも型は小さいんです…。引きも弱いんです…。

そして間髪入れずに2尾目もゲットォーー!
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膨らんだフグは愛嬌があってイトオシイですなあ…。

何か掴んだかな?と思ったものの、ここからまた忍耐&瞑想&妄想タイムに突入してしまった。

う~~ん。難しいというかなんというか…。

2時55分頃1尾追加し、そのまま3時沖揚がり。
今日もまた3尾と撃沈気味で終わってしまった。

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天気最高、海はベタ凪で気持ち良かったからまあいいか…。

【釣果】
7時15分出船、15時沖あがり
ショウサイフグ3尾

【タックル】
ロッド:マニアス・フグリミテッド170
リール:SHIMANO スピードマスター201
ライン:PE2号

【本日の総括】
友人(仮にA君)も2尾釣ってお土産ができたし、なによりフグは渋くとも日並みだけは最高だったし、まあ悪くない休日だったかな、と。
左舷トモの“ヤリコンデル感”漂う2人組も、それぞれ2尾と3尾だったから全体的に厳しい日であったとは思うのだが、それでも頭は12尾釣っているんだから上手い人との技術的な差があることもまた否めない。

もうちょっと頑張ってみよう。
なにより俺は白子を食いまくりたいのだ!