フグ修業・・・3/28野毛屋

27日土曜日は、久々に釣り日和の週末だったが、俺はバンド練習が入っていた為に残念ながら釣りはお休み。

そのバンド練習中に、釣り仲間のDDVセンパイから翌日のフグ釣りのお誘いメールがきた!

日曜日は終盤戦を迎えているアオリでも狙いに行こうかと漠然と思っていたのだが、道連れがいるなら前週の借りを返しにフグ釣りに行くのも悪くない。

そんな訳でスタジオの帰りに閉店2分前の上州屋渋谷店へ駆け込んでカットウと胴付き針を購入、滑り込みで準備OKだ!




6時過ぎに船宿に着いてみれば、前日フグもアオリもボロボロだった為に客足悪く、フグ船5名、アオリ船3名、ウイリー船も3名と淋しい感じ。

先に着いてたDDVセンパイが俺の分の釣座も確保していてくれ、左舷ミヨシにDDVセンパイ、右舷ミヨシに俺という布陣、そして四隅の他は右舷トモ二番手に一人いるだけ、新造船の第一忠丸は大型なのでこれは完全に大名釣り状態だ。

定時に出港した第一忠丸、しかし平潟湾を出ると早くも強風・大シケで、予報と全然違うじゃん!
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親子鷹、シケ模様の海を併走中!

船はヨロヨロ走行を余儀なくされ、大貫のポイントに着いたのは8時だった。

しかし房総半島が東風をイイカンジで遮り、有り難い事に波はたいしたことない。
なにしろフグ釣りに関しては2回連続の早揚がりの憂き目にあっているだけに、定時まで釣りが出来ることがまずは大事なのだ。


一流し目は空振りに終わり船は南下、東京湾観音が近くに見えるポイントにアンカーを下ろした。

ここでも沈黙が続いてビンビンに嫌な予感がしてきたが、暫くすると左舷トモでようやく船中1尾目が上がった。

そこからはポツリ・・・ポツリ・・・という感じ。

DDVセンパイが釣り、右舷トモ2番手が釣った。俺は日差しの加減でラインが見えず、強風に竿が煽られ底ダチ取りにくく苦戦したが、慣れて来たらようやくチビッコを釣った。
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(一応キープしたけどその後サイズアップに成功しリリース)

DDVセンパイはその後外道でカワハギもキャッチ!羨ましい!

後半は更に陸寄りに移動、海苔網の張り巡らされた水深10mに満たない超浅場をアンカー打たずに流した。

ここでもポツリ・・・ポツリ・・・という状況に変わりなし。
しかしここで俺はショウサイフグに加えてアカメもゲット!アカメさんはナカナカ良い引きで楽しませてくれた。
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そのまま調子が上がるでもなく時は過ぎて行き、2時55分に沖揚がりの合図。
終日冴えない感じだったけど、早揚がりしなかっただけでも、そして渋いながらも初心者のDDVセンパイも俺もオカズバッチリ確保したのだから良しとしよう。

まあ慣れない俺にとっては船が空いていたこと、周りと圧倒的な力の差を見せ付けられなかったこと、飽きない程度には釣れたことが有り難かった。

ところでスパンカーを畳に出て来た健太郎船長が我々に向かって「今日さあ、アオリはトップ5杯の2番手4杯、ボウズ無しだって。さっき電話かかって来て“あの二人に言っとけ!”って。」とキャプテン勇治からの暖かいメッセージをわざわざ伝えてくれた。

「・・・。」

はい、来週はお世話になりますよ・・・。

【釣果】
7時15分出船、15時沖あがり
ショウサイフグ6尾(2尾リリース)、アカメフグ1尾

【タックル】
ロッド:マニアス・フグリミテッド170
リール:カルカッタ・コンクエスト301F
ライン:PE1号

【本日の総括】
帰港後は検量タイム。
この日は2尾の合計重量が一番重かった人にホテル宿泊券プレゼントという企画を実施していたのだ。
俺は良型アカメが混じったものの肝心のショウサイフグが小さいのばっかりで509g、トップの方はショウサイ2尾で510g!僅か1gの差に泣いた。

帰宅後は早速料理。

ショウサイとアカメの刺身、ショウサイの湯引き、そして念願のフグチリとフルコース!

幾分身が水っぽいショウサイフグに比べると、アカメは身が締まってプリプリのコリコリで激旨!
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鍋も非常に旨く、締めの雑炊も大満足!
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この釣りにもこの魚の料理にも慣れてきた。
さ、あとは白子の季節を待つだけだ!