おでんはじめました・・・蒲田「豚番長」

最近あまり記事にしていないからといって、俺の足が豚番長から遠ざかっていると思ったら大きな間違いなのである。

まずは生ビール。そして目の前でグツグツといってるおでんが気になり、大根と卵と厚揚げを貰う。なんてったって、俺は大根に目がないのだ。
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見た目以上にアッサリとした味なのだが、奥の奥まで味が染みていて旨い。
思わず「う~ん、旨いですね。」と言うと、「全然売れないから味が染みちゃって染みちゃって…。」と困り顔で番長。
この返し技、100点だ。

三冷ホッピーの黒を頼み、焼き物の戦略を練っていたら「醤油味の煮込みを作ってみたんですけど、良かったら味見してみませんか?」と番長。そして小鉢に軽く盛って提供してくれる。
THIS IS IT!  これぞホスピタリティー
ここの煮込みは正式名称を“モツのゴッタ煮”という。その名の通り野菜も豆腐も入っていない、モツだけを煮込んだ男らしい一品だ。
この醤油味もモツ・オンリーのストロング・スタイルをキッチリ継承。そして俺にはいささか甘味が強すぎる味噌味に比べるとバランス良く感じられ、実に旨い。

しかし煮込みではなく焼き物を食べたかった俺はカシラ、レバー、オッパイ、テッポウ、チレを全て塩で頼んだ。

この日のチレは俺のチレ観を根底から覆すようなとんでもない1品だった。
毎度のことながらテッポウとオッパイも旨かった。
ついでにホッピー黒をおかわり!

サクッと飲んでお会計、しめて1980円だった。

晦日も元旦も休まないと番長は言う。
日曜定休日を止めた10月以降は1日たりとも休んでいないのだと番長は言う。
俺は年末に向けて10日連続で仕事が入り、釣りに行く暇が無いと愚痴っていた己を恥じた。

釣りに行けない、そんな時でも豚番長は開いている。
それで充分じゃないか。