若手社員に比べイカの成長は恐ろしく早い・・・10/28野毛屋

台風一過。
無風。
凪。

ノリノリのスミイカを狙って、俺(40)とDDVセンパイ(40)の前厄コンビは金沢八景野毛屋釣船店に集合した。

前厄男二人が揃ったというのに無風・快晴のベスト・コンディション。
前日はシケ後でウネリも残っていたそうだが、客3人で60杯オーバーのノリノリ状態。

この日は前日よりも潮が流れる上、雑誌「つり情報」の取材が入るとのことでキャプテン勇治もいつも以上に気合いが入っている様子、舞台は整った!

しかし、W前厄がもたらす負のツイン・パワーは思わぬ形で我々(と乗船者全員)を苦しめることとなる。

・・・。

ノリが悪い。

コンディションは申し分ないのに、肝心のイカの活性が極端に悪いのだ。

前回は10時までに7杯釣り上げ上々の滑り出しだったのだが、この日は正午までに僅か2杯の貧果。まあアオリ釣りの事を考えたら釣れてるだけマシだし、20、30と釣っても食べ切れないので十分とも言えるのだが、21杯釣れた2週間前の記憶が俺を贅沢にしていた。

1時半過ぎから下げ潮が流れ始めると状況は一変、ポツポツとノルようになってきた。

つり情報の根岸編集長も新製品のエギテンヤにようやく1杯ノセる事に成功、渋い中でもなんとか取材は形になったようで一安心。

下げ潮がきいて釣果が上がってきたことで船長も3時40分まで粘ったのだが俺は7杯の結果に終わった。

頭12杯(左舷トモ)、二番手10杯(左舷ミヨシ)、ツ抜けしたのはこの2名のみ。DDVセンパイは8杯、スソでも6杯とあとはドングリの背くらべ状態だけど、平均して皆お土産を持って帰ることができたので悪くはない。

ところで一番驚いたのはイカの成長の早さだ。
2週間前と比較すると数は釣れなかったけど良型揃い、シャクった腕に“ズシンッ!”とくるイカのノリ味は十分に堪能することができた。

つり丸で記事も書いていらっしゃるエキスパートのcalmさんのアドバイスによれば小型スミイカ狙いにロング・ロッドはオーバー・スペックとの事だったので、今回はサブ・タックルでタイラバ用のライト・タックルも持ち込んだのだが、ロング・ロッドが綺麗な弧を描くグッド・サイズばかりが釣れた。
この分でいけば、アオリも間もなく狙えるとのことだ。

三歩進んで二歩下がるような不安定かつ遅々とした弊社若手社員の成長速度と比べると、イカ達の成長のなんと早いことだろう。

【釣果】
7時20分出船、15時40分沖上がり
スミイカ 7杯

【タックル】
<ロング>
ロッド:マニアス・アオリスペシャル350
リール:スピードマスター201
ライン:PE2号、ハリス:フロロ5号
<ライト>
ロッド:ZENITH零式 LIGHT G-TOP L 
リール:シマノ カルカッタ・コンクエスト301F
ライン:PE1号、ハリス:フロロ5号

【ヒット・ルアー】
YO-ZURI マーブル・サクラダイ3号
上州屋の100円のエギ 2.5号

【本日の総括】
あれ?船上で撮った写真が1枚もない。
釣れてなかったが故に、余裕が無かったのだろう。

さて、帰宅すると早速捌きに取り掛かる。2杯冷凍、3杯塩辛、1杯肝あえ、1杯刺身にし、更にゲソとエンペラ使ってホイル焼きを作った。

イメージ 1

イメージ 2


前回釣った小型スミイカのようなとろけるような柔らかさはなかったものの、旨い事に変わりはない。

さて、11月は前回外房大原で惨敗したタイラバの嫌なイメージを払拭する為、個人的に真鯛強化月間にするつもり。

そんな訳で次回の野毛屋参詣はアオリ狙いで11月下旬の予定だ。

どうすか、DDVセンパイ!?