東京湾イカ開幕戦!・・・10/12野毛屋

野毛屋のHP上で今期のエビタイ最終日と宣言されていた10/7、俺は代休を取得し万全の準備を調えていたのだが、巨大台風の接近によりあえなく休船の憂き目に・・・。

こうしてなんとも締まりの悪い形でシーズンを締め括る羽目となったのだった。

聞けばDDVセンパイもこの日の乗船を予定していたとのこと。恐るべし、W前厄がもたらす負のツインパワー。


さて台風も過ぎ去り穏やかな晴天が続いた三連休、所謂“家庭の事情”ってヤツで土日は拘束されてしまった為に身動きが取れず、連休最終日にエギング・タックルを車に積み込んで金沢八景へと向かった。

タイの終わりはイカの始まりを意味するのだ。


アオリイカがまだ小さいのでスミイカ専門に狙っている野毛屋のイカ船、初日・二日目と好釣果だったので混雑を覚悟して臨んだシーズン3日目のこの日、意外にも乗客は5名と空いており、俺は左舷ミヨシという絶好の釣り座を確保することができた。


定時5分遅れで出船した第二忠丸、最初のポイントは木更津沖だ。

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凪の海はいいなあ~。

海面から中オモリまでのタナを船長が指示するアオリイカ釣りとは異なり、中オモリを着底させてからラインをハリス分巻き取ってエギをほぼ海底に着けた状態でしゃくるスミイカ釣り。

小型スミイカは身切れしやすいので激しいシャクリは禁物、更に船長のアドバイスによればシャクリの間隔も10秒に1回程度が良いとのこと。ストイックなアオリ釣りに比べると、随分と楽な釣りだ。

しかしもっと楽なことはイカのノリが圧倒的に違うということだ!
常にボウズの危険と隣り合わせのアオリと異なり、しゃくってさえいればイカは確実に乗ってくる!

アオリが乗った時のように“ドスン!”とくる衝撃やロング・ロッドが絞り込まれる強烈な引きはないけれど、精神衛生上は非常に好ましい。

こんな珍客も釣れた。
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貝殻の中に潜むイイダコ

途中完全に潮が止まって激渋の時間帯が2時間程あった他は終日ポツポツ乗って合計21杯の釣果であった。

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海面でのバラシや取り込み時に手が滑ってイカを落とすなど勿体ないのも結構あったけど、これだけ釣れれば釣れない釣りに慣れすぎた俺としては充分過ぎる。

船長は“頭20杯以上”を日々の目標に掲げているそうで、ミヨシを陣取った者としてはギリギリセーフの成果であった。

よかった。


【釣果】
7時20分出船、15時半沖上がり
スミイカ 21杯、イイダコ1匹

【タックル】
ロッド:マニアス・アオリスペシャル350
リール:スピードマスター201
ライン:PE2号、ハリス:フロロ5号

【ヒット・ルアー】
YO-ZURI マーブル・サクラダイ3号

【本日の総括】
途中会社の後輩(仮にサマー)と実家に獲物をおすそ分けしてから帰宅。

そして船長に教わったレシピ、“味噌味のイカワタホイル焼き”を交えつつイカ三昧の夕食&晩酌となったのだが…。
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旨い!
柔らかくて甘いスミイカは格別、これもシーズン初期ならではの味わいと言えよう。

肝心の釣り味がエキサイティングでないので、次回の乗船は11月のアオリ狙いになってからにしようと思ったけど、こんなに旨いイカが食えるならアオリの前にもう1回スミイカ狙ってみようかなあ。

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一晩寝かせて熟成が進んだ塩辛は更に美味。フローズンホッピーとよく合う。