攻めの姿勢…富士屋本店

あれだけ釣れなかった真鯛を一日で2枚も釣っちゃうと、更に同行のDDVセンパイまで大きいの釣っちゃうと、なんか勘違い的万能感に支配されることになる。

う~ん、酒井や押尾に教えてあげたい。

法を犯さなくっても、こんなにキモチE遊びがあるんだってことを!

そんな万能感を感じている時こそ、新たなるターゲットを狩るチャンスなのだ。
なにしろ気持ちはオフェンス一辺倒!

…。

という訳で、“いつかは釣りたい”と思っていた青物最高峰のアイツを狙ってみたくなり、弊社が誇る釣り歴四十余年のアラカン・アングラー、ちょいワルH氏に相談したところ、彼の四十余年に亘る釣り人生の中でもそいつを釣ったことがないのだと言う。

・・・。

そして俺の問いがキッカケとなってちょいワルH氏のスイッチが入ってしまい、なんとなく我々は次の大潮に外海へと繰り出す事になったのだった…。


さて、そうと決まれば俺としても徐々に道具を揃えて行かねばなるまい。

軽く渋谷の釣具店をハシゴし、確信もないままに幾つか買い物をした後に、俺の足は自動的にアソコに向かった。

そう、それは日本最高峰の山の名を冠した立ち飲み店、富士屋本店だ!

入店後まずは瓶ビールとナスミソ、椎茸天ぷらをオーダー。

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秋はジョッキで飲む生ビールより、瓶ビールが旨く感じる季節だ。
そして素揚げしたナスに味噌を絡ませたこのツマミのなんと旨いことよ!

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続いてきたのは必殺の椎茸天ぷら。
余りの旨さにビールをおオカワリせざるを得ないのである。

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そしてツッコミどころ満載のマカロニサラダは半数以上の客がオーダーしていた人気メニューだ。

マカロニサラダ旨いなあ…ってマカロニなどドコにも入っていないじゃないか!

と、ひとりノリツッコミをして店を出たのだった。

締めて1600円でこんなに楽しめる店が渋谷駅前にあるというミラクル&アイロニー
入りづらいし、入ったら入ったでシステムは分からないし、最初は馴染めない店だと思っていた富士屋本店も、今や渋谷の釣具店巡りの後は欠かせない存在になってきた。

何事も攻めの姿勢を持ってこそ、有益な出会いがあるということか…?