タコ焼きとウナギの食べ合わせ

大阪出張で何が楽しみかって、熱々のタコ焼きをキンキンに冷えた生ビールと共に食すことに決まっている！

ところが今回の大阪出張では時間の都合でその願い叶わず、帰りの新幹線の中で冷めて萎れたお土産タコ焼きを缶ビールとともに食べただけの非常にミジメなものだった。

消化不良感を拭えずに悶々としていたそんな折り、大井町に酒の飲めるタコ焼き屋があることを知り、会社帰りに寄ってみた。

店の名前は「ハフハフボール」。恐らくタコ焼きのことであろう。
メニューを見ると、北海道の特産品を使ったものが多く、大阪グルメの店ってわけではなさそうだ。

タコ焼き8コ入りカラシマヨネーズソース450円也と生ビール400円也をオーダー。
しかし、運ばれてきた生ビールを見て俺は愕然としたのだった。

これって、グラス・ビールですよね・・・？

そして程なくタコ焼きが。

中がドロっとした大阪風ではなく、中までカリカリの東京タコ焼き。
う～ん、これは不美味いわけではないけど、求めたものと方向性が違うかなあ・・・。

レモンサワー400円也(これも極小サイズだった・・・)を追加してお会計。
締めて1250円であった。

アテが外れたというか、なんとなく物足りなかった俺は、電車に乗って蒲田へ。
目指したのはかねてより気になっていた西口の立ち飲み屋「うなぎ家」だ。

生ビール370円也をオーダーすると、ジョッキがドン！やっぱビールはこうでねえと！

店名は「うなぎ家」だけど、ウナギ専門店という訳ではなく、極普通の立ち飲み屋同様で、豊富なおつまみがラインナップされている。
でもせっかくだから、うなぎ串と肝焼をオーダー。
ついでにマカロニサラダと黒霧島のロックももらう。

旨い！

角刈りで恐面のマスターと、ニコニコと愛想のよいおかみさんのコントラストとバランスも絶妙！
非常に雰囲気がいいというか、居心地の良い店だ。

30分程の滞在でお会計。締めて1760円と、ウナギ食ってビール飲んで芋焼酎を2杯も飲んだのに非常にリーズナブルであった。

旨い飲み屋を見つけると、また行きたくなる。そして店が潰れたりなくなったりしない限り、旨い飲み屋リストは右肩上がりで増え続ける。困るような事ではないのだが、やはり困ってしまうなあ、なんとなく・・・。