ちょいと飲みたいの

川崎サンスイで買い物をした帰り、暑いしちょっとのみてえなあ、と思っていたら「ちょいのみてい」といううってつけの立ち飲み屋を発見!

万有引力に逆らう事が出来ず木から落下する林檎のように物理的常識的に店内へと吸い込まれる俺。
すると、「いらっしゃいませ~!」と立ち飲み屋に似合わない黄色い声。なんと店員が全て茶髪ギャルじゃないか!

例えて言うなら居酒屋と間違えてキャバクラに入ってしまったかのような違和感を覚えつつも、オススメとあったレバ刺しと生ビールを注文。システムはキャッシュ・オン・デリバリー方式。

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う~む、このレバ刺しは冷凍解凍ものですな。食通を気取る訳ではないけど旨いレバ刺しを食いまくってきた俺としては全く納得出来ない味。これがオススメなら他の料理も推して知るべしってところか?

もう一杯飲みたいが臭みの気になるレバ刺しをツマミにしても美味しく飲めない。
で、ホッピーと一緒に何の期待もせずに煮込みもオーダーした。

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じっくり煮込んだ塩味のモツ煮込み、根菜類を大振りにカットしたゴロゴロ感がアクセントになっていてこれが実に旨い!
ホッピーとの相性も良く、ナカおかわり!

いや~、危なかった。マズイレバ刺しに失望してあのまま店を出ていたらこの煮込みと永遠に出会えないところだった。

一事が万事という考え方もあるけれど、世の中それだけじゃ片付かないことも多いのだ。

ダイハードな立ち飲み愛好家や、俺のようなレバ刺し求道者的モツ・ファンがリピーターになることは考えにくいけど、ライト・ユーザーを取り込み立ち飲み業界全体のボトム・アップと発展を考えた時に、このような店が果たす役割は小さくないのかもしれない。