捌けんボーイ

面倒だから料理なんて好きじゃないし、ましてや魚を捌くなんてとんでもないと思っていた。

でも今じゃ釣った魚を捌くのも、料理するのも、食べるのも楽しい。
「ああ、もっといい包丁が欲しいなあ。」などと言って家族を驚かせたりしちゃうのだから、人間変われば変わるんですよ。
頑張れ押尾、酒井!

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ハタを三枚におろす。相変わらず捌くの下手で中骨に身が沢山残ってしまうが、そんなの関係ねえ!(死語)

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何故ならばアラで味噌汁を作ったからですよ。

ダシは昆布。とろ火で沸騰させぬよう丁寧にアクを取りながら3時間煮込み、最後に味噌投入!薬味の葱すら入れず、軽く柚子こしょうを溶いてみたら…

「旨い!」いや「旨すぎる!」

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半身は刺身、半身は柵にして冷蔵庫で寝かせる。

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お次はサバ。

レシピ本を見ながらシメサバを作ってみる。

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見栄えは悪いけど完成!

しかし、何か一味足りないというか、今ひとつの出来だった。


翌日のお楽しみ、一晩冷蔵庫で寝かせた柵を刺身にしてみたら・・・

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「んまーーーーーーい!!!!
ネットリとした身に旨みが凝縮され、例えようの無い旨さだ!
う~ん、ビールにも焼酎にもベスト・マッチ!


「釣りにはスポーツとギャンブルと旅と研究の面白さがある」とは漫画家いましろたかし氏の言だが、俺も本当にその通りだなあと思う。
更に付け加えるなら、釣った後の楽しみも相当なものだ。

面白いな、釣り。
むしろ面白過ぎるのが欠点と言えるかもしれない。

のめり込む程に金だってかかるし、忙しくて釣りに行けないとそれがストレスの原因となってしまったりするのだから・・・。