お持ち帰り、なしよ。…3/28野毛屋

しかし陽が長くなったものだ。
沖釣りに行くときは漆黒の闇の中を疾走するのが常だったのに、この日は家を出るときからうっすらと明るく、高速を走っている最中にヘッドライトは必要なくなった。

前の週からアオリの乗りが悪くなった影響か、大潮の土曜日というのに客は少なめ。総勢12名での出船となった。
俺の釣座は左舷ミヨシ二番手。釣座も悪くないし大潮だし、いくら渋くたってそこそこイケるだろうと思っていたのだが・・・。

【釣果】
7時15分出船、15時20分沖上がり

【タックル】
ロッド:マニアス・アオリスペシャル350
リール:カルカッタ・コンクエスト301F
ライン:PE1.5号、ハリス:フロロ6号

【本日の総括】
ついにやっちまった!10回目の野毛屋詣で初のお持ち帰り無し!
外道も含めて一切乗らず、俺のしゃくりは虚しく空を(水を)切り続けるのみだった。
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ついにこの日しなる事の無かった竿から漂う哀愁

俺が位置どった左舷はトモで2杯、ミヨシで沖上がり寸前に1杯の計3杯。俺を含めた胴の間の4人は揃ってボウズ、船中合計でも僅か9杯という悲惨な1日であった。
特に午後は船中でも1杯しか上がらない有様で、粘りが身上のキャプテン勇治もあっさり諦め3:20沖上がりだった事から、『打つ手無し!』という彼の無言のメッセージを受け取ったように思えた。

体力も精神力も非常に消耗するこの釣り、それだけに乗った時の喜びもひとしおなのだが、一方ボウズの時の虚脱感も凄まじいものがある。
足取り重く(って車だけど)帰宅、この日の夕食は近所のスーパーで買ったイカになってしまったのだった・・・。

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