悲惨かつ無惨・・・7/15野毛屋

雨予報にも怯まずに野毛屋参詣。
なんてったった海の日ですからね。
いくら釣行回数が激減しようとも私はアングラー、海の男としては海に行かなくてどうする?といったところだ。

しかし、苦戦つづきの真鯛を回避し、好調の続くアジでおかずを確保した後に、苦手なフグに挑んであわよくば白子を確保しようというセコい目論見。
アジ釣りは変態的マニアが集まる種目ではないので、こんな予報では空いているに違いないとたかをくくっていたのだが...。

何故満船?
沖でニアミスした小柴の三喜丸なんて一瞬客が乗っていないのではないかと思ったほどガラガラなのに。
そして野毛屋のアジ船では何度か酷い目に遭っているが、それらはいずれも満船の時だったのである。
ジンクス的には苦戦が必至だが、まぁこの手のネガティブな予想は何故だか外れないことが多いのだ。

イメージ 1

本牧方面で開始した直後は、丁寧にタナを取り、しっかりとコマセを撒いて、じっくりと攻めれば、時折アタリが訪れた。
そして釣れ上がるのはいずれも25cm前後の良型だ。

しかし一向に盛り上がらない状況に業を煮やした船長は移動を決断、結果的にこれが迷走の始まりとなった。

本牧でなんとか7尾をキープしたのだが、その後は沖上がりまでアタリすらなし。
更に恐ろしいのは船中釣果は0~7尾、なんと私が竿頭だったのである。

こんな状況では苦手な午後フグも期待など出来ようはずもない。

イメージ 2

サバフグの猛攻に曝された中、2尾のショウサイが、それもなかなかに良型が釣れたのなら自分としてはむしろ出来杉君だ。

しかし、やはりと言うべきか、出来杉で終わるはずもなく、キチンとオチがつく。

なんとどちらもメス、白子の確保に失敗したのである。

イメージ 3

どんよりとした天気と私の心は完全にシンクロしていた。
海の男を自称するなら、もっと海に繰り出さなければいけないという海の神からの怒りにも似たメッセージだったのかもしれない。


【釣果】
<午前アジ>
7時15分出船、11時沖揚がり
アジ7尾
外道:イシモチ、カサゴ
<午後フグ>
12時30分出船、16時10分沖揚がり
2尾
外道:シロギス、サバフグ


【タックル】
<午前アジ>
ロッド:アルファ・タックル エアボーンスティック30T-200
リール:SHIMANO オシア・カルカッタ301HG

<午後フグ>
ロッド:マニアス・フグ・リミテッド
リール:SHIMANO ステファーノ201
ライン:PE1号


【本日の総括】
たまに裏切るアジのたまに当たってしまった。
しかし、湾奥のアジ船はこの日大爆釣を記録しており、やはりジンクスというか、私の釣り運の低下がいまだ持続中ということを再確認するに至った。

真鯛船もこの日は船中ゼロの撃沈、結局のところいずれを選ぼうとも魚とは縁の薄い日になることは決まっていたようだ。

イメージ 4

アジは小さい2尾を刺身、1尾だけ釣れたシロギスは糸造りに。
いくら貧果に終わろうとも、この時期のアジ、殊に中羽の旨さは間違いない。
ちなみにシロギスも旨かった。

イメージ 5

ショウサイは型が良かったので、厚めに切っても(というより薄く切る技術がない)大皿いっぱいのお造りが出来た。
しかしジップロックの閉め方が甘くてクーラーの水が少し入ってしまい、出来る限り水分を抜いたものの只でさえ水っぽい身が更に水っぽくなり、旨いは旨いが残念な仕上がりになってしまった。

つくづくダメな1日だったなぁ。

梅雨が空ければ運気も上向くだろうか?

空けない夜はない。

イメージ 6

【追記】
二日目のアジは更なる絶品。
我が釣りと魚料理の師、御大キャプテンUGによれば、良型アジの刺身は3日目が一番旨いとのことだが、7尾しか釣れなかったのでこれにておしまい。
そんな訳で翌日に悔しさが更に増し、復讐心に支配されることとなった。
しかし、私は何からリベンジを果たせば良いのだろうか?