ヌーランド さがみ湯(仲六郷)

野毛屋で真鯛撃沈した帰り道、いつものように首都高を羽田で降りて環八を北上していると、第一京浜の手前から大渋滞が発生していた。
京浜急行の立体化工事が完了して以来、かつて環八のネガティブな名物とも言えたこの箇所の慢性的な渋滞は解消されており、ここまで酷い渋滞は最近ではかえって珍しいぐらいだ。

適当な交差点で西に逸れて裏道に抜ける。

ふと、自分が図らずもヌーランドさがみ湯の近くを走っていることに気が付き、急遽寄り道することにした。
クーラーボックスには捌くべき魚も入っておらず、帰宅を急ぐ理由など何もないのだ。

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スーパー銭湯のような立派な建物、無料駐車場完備、天然黒湯温泉、露天風呂まである、しかしその価格は街の公衆浴場と同じだ。
ここのところ、矢口の草津湯を愛して止まない為にすっかり足が遠退いていたが、車で来るならこれ程便利で最高な銭湯はなく、かつては随分と利用させてもらったものだ。

汗や汚れと一緒に、丸ボウズの嫌な気分も洗い流す。
きっと次は釣れるだろう。

倶利伽羅紋紋背負った爺さんや、矢鱈と騒がしいガキなど、客層の民度の低さが際立っていたさがみ湯だが、土曜日の夕食時近くという時間帯の故か、もしくは仲六郷地区の民度が向上したのか、皆さん静かでたいした混雑もなく、ゆったりたっぷりのーびり、と気持ちよく入浴が出来た。
むしろ矢口の草津湯より遥かにマナーがいいような気がするな...。

車であるが故に風呂上がりのビールを我慢しなければならないのがツラいところ。

そんな訳で私の草津湯贔屓は変わらないけど、今後もボウズ釣行後の気分転換として利用するのはアリだろう。
ま、そんな機会は無いにこしたことはないのだけれど。