入魂ならず、筆下ろし失敗・・・6/22野毛屋

色々と思うところもないではなかったのだが、結局はボーナスが入って財布の紐が緩んだのだろう。

10年以上ぶりに、タイラバ・ロッド(ベイト)を購入してしまった。
ちなみにこの時点では車検に予想以上に金がかかることとなる事実をまだ知らない無垢さがあった。

今まで共に数多の鯛を釣り上げてきた愛着のあるロッドに特に不満があるわけではないが、大鯛にフォーカスしてパワー負けせずに浮かせる為の張りのあるベリーは昨今のタイラバのトレンドからすると余りにも硬すぎるし、よく粘るグラスチューブラーのトップは安心感と引き換えに感度をスポイルしている。

スパイラルガイドに極細カーボンソリッドティップ搭載、徹底的に感度に拘ったたいう、その繊細さを重視した、真逆のコンセプトのロッドに対する好奇心があったのですよ。

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しかし、外道を含めて何も掛からないのでは、インプレッションのしようもない。
少なくとも二枚潮でのオモリの着底に関する感度に関しては、若干優れているが大差はないといったところ。

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どんよりした空とどんよりした気分の親和性。
どんよりと帰港。


【釣果】
7時15分出船、15時40分沖揚がり

【タックル】
ロッド:がまかつ桜幻 B68-L solid.R

リール:DAIWA RYOGA BAY JIGGING C1012PE-HWL
ライン:PE0.8号、リーダー:フロロ4号

<キャスティング>
ロッド:Major Craft GIANT KILLING S73L/TR
リール:SHIMANO Vanquish C3000
ライン:PE0.8号、リーダー:フロロ3.5号

【本日の総括】
本命どころか外道のアタリすらない丸坊主
これで真鯛は4連敗、2019年真鯛戦線は通算3勝4敗と遂に負け越しである。
新調したスピニング・リールでもまだ本命を釣り上げていないし、ニユー・ロッドの筆下ろしに失敗したのみならず、ニユー・リールへの入魂も持ち越しとなってしまった。
唯一の収穫は昨年ベトナムのサパで購入した2000円でお釣が来る自称ゴアテックスのウインド・ブレーカーが、土砂降りの雨にも耐えてどうやら機能的には本物であったことが証明されたことぐらいか。

ここ数年春~夏シーズンの東京湾真鯛は不調が続いているが、今年は特に酷いように思う。
更に自分自身も良型のバラしをきっかけに、スランプ入りしている気がして、正に負のスパイラルだ。
参ったなー。

ま、そのうち釣れるだろう。
と気長にポジティブに捉える。

この釣りにおいては諦念こそが最大の敵なのだ。