苦行・・・3/17庄三郎丸

約1年振りのイケメン船、約2年振りのスロージギング、釣り自体も最近の忙しさから久し振りであり、私は静かに萌えていた。否、燃えていた。
しかし残念ながらこの日の釣りに関して、書くべきことは何もない。

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【釣果】
7時出船、14時沖揚がり
スルメイカ、サバ、アジ、クロムツ


【タックル】
ロッド:Major Craft Giant Killing GXJ B-66/5SJ
リール:DAIWA SALTIGA15HL
ライン:PE1.5号、リーダー:フロロ6号

【本日の総括】
たまにしか釣りに行けないからこそ楽しい釣りをしたいのだが、たまにしか行けないからこそ何かが鈍るのだろうか?

庄三郎のメダイ船に乗ってキンメダイが釣れなかったのは、これが初めてである。
キンメどころかメダイは触りもしないし、クロムツは幼児虐待サイズが辛うじて1尾、さらにラスト30分は修復不能な酷いオマツリに巻き込まれ、おろしたての道糸150mロスト。
後に残ったのは深海手巻きの代償としての筋肉痛のみだった。
いや、それでは魚に失礼だな。
この日の夕食にはスルメイカの船上干し、アジのタタキ、サバの塩焼、クロムツの煮付けの四品が並んだ。
サバがパサパサしていて美味しくなかったことを除けば、他は文句なく旨かった。

餌釣りはそこそこ釣れていたので魚がいないわけではなさそうだった。
つまり、この日の私に魚との縁がなかっただけだろう。

しかし、船上では拙ブログを読んで下さっているという奇特な御仁に声を掛けて頂いた。
また、帰りしな駐車場ではTwitterのみで10年近く前から交流のあったさる御仁に声を掛けて頂いた。十年来の知己と初対面というべきか、何とも不思議な感覚だ。
よく私なんかの顔がわかるものだと感心したけれど、今の世の中少しの手間さえ惜しまなければ大抵のことは解るのだろう。

魚との縁がなかったけど、人との縁は濃厚だった。
これも釣りのひとつの形なのかもしれない。