2月

風をきってなぜに 向かって走る
冷たい風の中 目を細めて
映画の中に映る 場面のような
照らす光はなく ぼんやりあわく


なぐさめ合う わけでもないし
ただ夜も ぼくも一人で
今を生きぬくため


できすぎの姿に あこがれもなく
バカな話しの中 すれちがう夜
ひえた手を握って 息も白くて
影は語らずに やがてブルーへ

今を生きる それがやっとで
何に向かう 何を語る
今を生きぬくために

なぐさめ合う わけでもないし
ただ夜も ぼくも一人で
ブルーにつつまれる

2/February 親愛なるアレックスさんへ/bloodthirsty butchers



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不朽の名作「kocorono」のオープニング・ナンバー、2月もまた物陰の始まりを思わせる不朽の名曲である。



フロアも変わる、デスクも変わる、組織も変わる、スタッフも変わる、仕事も変わる、2月。
私にとっても新しい物語の始まりなのかもしれない。

しかし決して変わらないものもある。
変わらないものを大切に、新しい物語には柔軟に。

2月。


*写真は2月とは全く関係なく、メコン川に沈む夕日。ラオスルアンパバーンにて、2013年12月撮影。