ミャンマー放浪記2日目~マンダレーへ(12/29)

ヤンゴン空港7時発のミャンマー国内線KBZ airにてマンダレーへ。
効率という概念の欠落したヤンゴン空港国内線ターミナルは地獄のchaos状態と化しており、もしかしたら私は乗るべきフライトに乗れないのではないだろうかという諦念に支配されかけたけど、地獄には地獄の、chaosにはchaosの秩序があってなんとか間に合った。


マンダレー空港に無事到着し、ホテルに頼んだピックアップサービスのドライバーを探すも見つからない。
さして広くもないターミナルを10分近くしらみ潰しに探しても見つからないので、諦めてホテルに電話を入れてみる。

対応してくれた女性は、手配は漏れていないのでドライバーに電話をしてみるからそこで待てとのこと。
そう言われてしまったら待つしかない。

・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・。

世の中には「待つ」という状況は無数にあるけれど、生まれて初めて訪れた国の空港で、いつ来るとも知れぬ手配したドライバーをただじっと待つというのはかなり特殊な状況である。

トータル30分が経過し、もう一度ホテルに電話をかけてピックアップサービスをキャンセルしようとした正にその時に、迎えの男が私の名前を書いたボードを掲げながら走ってやってきた。
まぁ、来ただけカタールよりマシである。

ドライバーが最初に誤ったホテルに乗り付けるハプニングもありつつ10時過ぎにやっとホテル到着。
チェックインは14時からなのだがなんと部屋の準備が出来ているとのことで直ぐに部屋に入れた。
ラッキー。
これでプラスマイナスゼロである。

さて、ガイドブックの類いを全く読んでいなかったので何処に行くべきか見当もつかない。
私は部屋で漸く地球の歩き方を開き、まず押さえるべきと書かれていたマンダレーヒルに行くことにした。

乗り合いバスの発着所までホテルから4kmもあることが判明、私はフロントでタクシーを手配した。

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入口。

ここで靴を脱ぐよう言われる。
階段と坂道からなる長い長い参道が続いている。
足元は鳥の糞、それ以上に恐ろしいのが参道に沢山いる犬どもが所構わず糞をしているので、私の視線は常に下、だって素足なんですもの。

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途中の踊場に立つ、ピーロンチャンター・パヤー。

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ギターウルフか?
ビャーティペー・パヤー。

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ギターウルフ信者もいます。

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山頂の少し手前に立つ日本人慰霊碑。
中井貴一に手を合わせる。

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やっと着いたぜ山頂に。

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パゴダの中身。

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この二匹のコブラ像が人気なのだとか。

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シンメトリー・パピーズ。

往復約二時間の山登り、ふくらはぎが痛い。足の裏は真っ黒だ。

麓で食事休憩を取ったら、マンダレーヒル周りの見所を歩いて廻りましょう。

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サンダムニ・パヤー。
一つ一つの仏塔には、仏典を刻んだ石板が収められている。

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すぐお隣のクドードォ・パヤー。

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729の仏塔には、仏陀が悟りを開いてから死ぬまでの説教を刻んだ石板が1枚ずつ収められているというとんでもないスケール。

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シュエナンドー僧院。

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木彫りがすげえ。

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旧王宮。
二次大戦で焼失し、90年代に復刻されたレプリカ。

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本物は城壁だけである。

ま、こんなところですかね。

ちなみにスマホ内蔵の歩数計は、三万歩を超えていた。