善の家(江戸川橋)

平成も終わるこの時代に、昭和そのものを体験出来る、タイムカプセルのような中華料理店である。

善の家。

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半チャーハン。

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タンメン。

半チャーハンとは言え手抜きは一切なく、ワンオペマスターの都度調理、昭和スタイルで実に旨い。

合わせるタンメンも野菜たっぷりの優しい塩味。
いいですな。

これで750円ですからね。
雰囲気だけでなく価格も昭和なのだ。

しかし昭和の終わりを鮮やかに覚えているというのに、平成も終わろうとしている。
はいからさんが通るのなかの伊集院伯爵の言葉、「明治は遠くなったのじゃ」が、今更ながら沁みる私だ。
つまりは変化は受け入れなければならないのだ。

しかしそれでもどうしようもなく切なくなったときには、ひとり静かにここに来よう。