心の薬・・・大ちゃんラーメン(君津)

千倉まで遠征して撃沈すると、早起きの努力、長距離ドライブの手間、高速料金の高さが一気にのしかかり、私の心は深く沈むのであった。

千葉に来たからこそ出来ること。
そう、治療薬としてのご当地ラーメンが必要だ。

私は愛読する某釣りブログに時折登場する、君津のジャンクなラーメン店に向かった。

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初めての大ちゃんラーメン。
黄色い看板が、私に何かを予感させる。
火曜日の13時過ぎなのに、3人程が並んでいる。
しかしタイミングよく、5分程で座れた。
チャーシュー売り切れとのことで、ネギとんしおラーメンを。

しかし、なかなか出てこない。
店員は全部で4人もいるのだが、調理は親父さんのワンオペのようだ。

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実に20分待って出てきたのがこちら。
勝手に量が多いイメージを持っていたのだが、老若男女誰もが食べきれるような極めて常識的な量。
これは話題の小ライス50円也もつけるべきだったか?

スープを一口。
まず強烈な塩味、次いでかなり強い甘味、そして猛烈なニンニクフレーバーが後を引く。
いやー、これはスーパー・ジャンクなスープじゃありませんか!
ラーメンはプリミティブかつブルータルであるべきという私のコンサバティブなラーメン観にドンピシャ。
一方でチャーシューは相当にレベルが高い。これも甘味を感じる。
麺はこれといった特徴のない縮れ麺。

強烈かつ猛烈かつ個性的。
なんかクセになるような、私にとっては唯一無二の味であった。

客層もヤンキーっぽい方々がちらほら、幼い子供を連れた若夫婦は奥さんがジャージにサンダルですからね。
うーん、千葉感半端ねぇ!これも含めて味かもしれない。

猛烈なニンニク&ネギスメルを身にまとい、釣り撃沈の哀しみも忘れて私は揚々と帰途についた。