勤続20年リフレッシュ休暇~おそロシア、リスボン上陸(10/20)

20代の終盤に中途採用で入社した勤め先、年が明けると勤続21年だ。

ロックスターは27歳で死ぬという。
もしかしたら私は30歳を迎えられないかもしれないと、10代の頃の無垢な私は恐れていたものだが、20代の終わりに入った会社で20年勤めることができるほど、幸か不幸か私にはカリスマ性の欠片もないということのようだ。

ん?
そういえば勤続21年目に突入すると、私が権利を保有している勤続20年リフレッシュ休暇5日が消滅してしまうのであった。

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そんな訳で夏休みのジョージア旅行の余韻冷めやらぬ中、またしても私はバックパックを担いで旅に出ることにした。

今年はかつてないハイペースで旅に出まくっている。
勿論、何かに追いたてられたり、何かから逃れる為に旅に出ているのではなく、自発的に、主体的に、旅をしているのである。今年は限界まで旅をしようと新年の誓いをたてたのだ。
しかし、蝋燭の炎が消える前の一瞬の煌めきのような終末感を否定しきれない自分もいる。

まぁいい。
とにもかくにも旅は始まる。

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今回は人生2回目となるおそロシア航空、アエロフロートを(多分)19年振りに利用。
その時はなかなかタフなフライトだったと記憶しているので、なんとなく落ち着かない気分である。
しかし、機材、サービス共に以前とは比較にならないほど普通のエアラインへと華麗な変貌を遂げておりビックリ、もしかしたらアメリカ系の航空会社よりも快適なのではないだろうか?

機内でアルコールの提供が一切無かったことを除けば、何の不満もないフライトであった。

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いやー、驚いたのはアエロフロートのみならず、モスクワのシェレメチェボ空港の変わり様だ。
19年前はやたらと暗いし、マシンガン持った軍人が警備してるし、トイレに便座はないし、ルーブル持ってないとビールも飲めない最悪の空港だったはずだが、全く普通の国際空港と化していた。

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ヒューガルデンなんてオシャレビールもあります。
支払いはマスターカードで。
ちなみにユーロとUSドルでも支払い可能であった。

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モスクワより乗換便に乗り、定刻より30分早い現地時間2018年10月20日22時50分、私は欧州最西端のポルトガルに初めて降り立った。
空港の目の前にあるホテルはこんなお洒落なお部屋。

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長旅の疲れを癒すべく、バーでビールを頂きます。

ガイドブックでも見ながら明日以降の傾向と対策を練ろうかと思ったけど、疲れと時差ボケで頭回らずそのまま就寝。