Irish Heart
木曜日の夜、渋谷の現場へと向かう。
中途半端に時間が余っていたので、喉を湿らせようと道玄坂のアイリッシュ・パブ、ダブリナーズへ。
オーダーはキルケニーのパイント。
その名が示すとおり、キルケニーという街で生産される地ビールだ。
私はキルケニーの街に二度ほど行ったことがある。
どちらもレンタカーを借りて気ままに旅をしている最中に立ち寄り一泊したのである。
シンボリックな古城、石畳の古い街並み、やたらと温かい人たち。
そんな想い出が甦る。
今年の夏休みに訪れたジョージアで、人々のホスピタリティの高さと料理の旨さに感動した記憶は新しいが、考えてみれば今まで旅した沢山の国の中で、最もホスピタリティに溢れていたのはアイルランドだったかもしれない。
ビールの旨さは言わずもがな、食事だってイングランドのおぞましい料理とは似ても似つかぬ素朴で美味しいものが多かった。
ここ数年は一人旅しかしていないのでコストと手間的な理由で車を借りなければならない所へ出掛けていないけどアイルランドとアメリカ(の砂漠地帯)が時折やけに恋しくなる。
そんな感傷に浸りながらビールを空け、私は急ぎ現場へと向かった。
中途半端に時間が余っていたので、喉を湿らせようと道玄坂のアイリッシュ・パブ、ダブリナーズへ。
オーダーはキルケニーのパイント。
その名が示すとおり、キルケニーという街で生産される地ビールだ。
私はキルケニーの街に二度ほど行ったことがある。
どちらもレンタカーを借りて気ままに旅をしている最中に立ち寄り一泊したのである。
シンボリックな古城、石畳の古い街並み、やたらと温かい人たち。
そんな想い出が甦る。
今年の夏休みに訪れたジョージアで、人々のホスピタリティの高さと料理の旨さに感動した記憶は新しいが、考えてみれば今まで旅した沢山の国の中で、最もホスピタリティに溢れていたのはアイルランドだったかもしれない。
ビールの旨さは言わずもがな、食事だってイングランドのおぞましい料理とは似ても似つかぬ素朴で美味しいものが多かった。
ここ数年は一人旅しかしていないのでコストと手間的な理由で車を借りなければならない所へ出掛けていないけどアイルランドとアメリカ(の砂漠地帯)が時折やけに恋しくなる。
そんな感傷に浸りながらビールを空け、私は急ぎ現場へと向かった。