路麺・・・立ち喰いそば山吹

駅構内、もしくは駅前の飲食街に佇むのが立ち食いそば屋の正しい場所(と思うの)だが、江戸川橋と神楽坂の中間の路面にポツリと佇むは、立ち食いそばの名店として名高い山吹。

今日こそはとろろそばを!と意気込んで訪れるも、またしてもとろろが売り切れであった。

外は相も変わらぬ猛暑で、他の店へ舵を切るような、店を変えないまでも名物の丼ものセットを食うような元気やら気合いやら余裕やらも無かった私は、冷やしたぬきそばを選択した。

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100円増しの大盛は、麺が2倍の大ボリュームだ。
どうしてどうして私たちは大盛にしてしまったのだろう?
リフレインな自問の答えが見つからないまま、ひたすらに麺をすする。
すする。
無言ですする。

完食して店を出る。
暑くはあるが平和である。
退屈な空気が街に充満しているような気がする。

平和であることは良いことだが、退屈であることは良くない。
退屈を打破するために、今の私が為すべきは何なのだろうか?
この疑問も答えが見つからず、リフレインな自問が延々と続く。

アブラゼミが鬱陶しい。