慣れ親しんだ実家の餃子と、実家に慣れきらない猫。

ジョージアで買った土産を手に、久々に実家に顔を出した。

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私が実家に行くときには、基本的に餃子が出てくる。
極端に偏食だった子供時代に、唯一私が好きだったのが餃子なのである。
あと、大人になってから気が付いたのは、私は基本的に母親が作る料理を好きでない、という事情もある。
極端に偏食であるというよりは、実家のメシを嫌いだっただけなのかもしれない。
つまりこれが私にとっての唯一無二のソウル・フードなのである。

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私が玄関を開けると、昨年数奇な運命を経て我が家にやってきたメスの老猫が、ニャアニャア鳴きながら私を迎えに出てきた。
可愛い。
しかし表情から察するに私を信頼しているとも思えず、微妙な距離がないわけでもない。

今だに実家に慣れきらないのか、夜鳴きは相変わらずひどいそうだ。

それでも人には慣れている。
抱っこもされれば撫でられもする。

私が10歳の頃から、実家には常に猫がいた。
猫がいる実家の雰囲気は、私にとってはとても自然なのである。