六角スピリット・・・上々家 環八矢口店

先月洗濯機が壊れて買い換え(約9万円)、新しい洗濯機が届く数日前にエアコンが壊れて買い換え(諸経費込み約15万円)、そしてエアコンを取り換えた翌週に給湯器が壊れた。
業者に来てもらったところ、リモコン交換で凌げるが、給湯器本体が標準使用年数を超えている為今後も不具合が出る恐れが強く、システム全交換をすすめられたのであった。その額なんと30万円。

諸悪の根源はカタールのドーハ空港の税関に違いない。
あれ以来、私の人生は苦難の連続なのである。

ネットで色々と調べたところ、東京ガスに頼むよりも安く請け負ってくれる業者を発見した。
藁にもすがる思いで見積もりを頼み、日曜の昼に来てもらう。
その額21万円。
や、21万円だって滅茶苦茶高いけど、9万円も安くなるなら御の字じゃないか!
先日のジョージア旅行の羽田発、糞ドーハ経由、トビリシ行きのカタール航空往復航空券は83,000円だったのだ。
こうなりゃ浮いた金でもう一回ジョージア行っちゃうか!

・・・。

虚しい。

業者が帰ったあと、夕方からの休日出勤までにはまだ時間があったので矢口へ。
淡麗系の気分ではなかったので最近のお気に入りの中華sobaいそべはスルーして、今年出来た六角家本店からの暖簾分け、上々家へ初訪問。

この地には地元民に愛された家系の老舗人気店、こうやがあった場所だが、昨年暮れに閉店、居抜きで上々家が入っている。
そして上々家はかつて六角家羽田店として大田区に登場した正統的家系、なんというか、物語的なものがここにはある。

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しかしいきなりの大減点、瓶ビール400円也はスーパードライの小瓶だ。
銘柄、サイズ、ともに駄目。
猛省と再考を促したいところ。

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オーダーは中盛ラーメン、麺硬め、ダブルネギトッピング。
豚骨弱め鶏強め出汁のスープはドロミ低めのスッキリとしたもの。キリッとカエシも効いている。
悪くない。

太くて短い家系の麺、なんか久し振りだなぁ。これも丁度良い茹で加減で旨い。

大振りの海苔が三枚にチャーシューも大きなものが一枚、ホウレン草も乗っていて、清く正しい家系ラーメン、といった感じ。

ビールを除けば言うことなし、しかし前向きに考えてビールはあるだけマシと捉えれば何の問題もない。

気が狂いそうな暑い日に、家系ラーメンは意外なほどよく合うなと気付いた夏の日の午後。