土曜日の休日出勤から軽く飯という流れで午前様(死語)となり日曜日も釣りに行けず。

最早釣りブログの看板は降ろし、下らない文章をweb上に撒き散らすことをつつしみ、隠居生活のようにひっそりと生きるべきなのかもしれない。

まぁいい。
書くことは自己療養へのささやかな試み((c)村上春樹)でもあるのだ。

さて、来月法事の為に数日家を空けることとなった年老いた両親に代わり、その期間私が実家に泊まり込んで猫の面倒をみることになった。

数奇な運命を経て我が実家にやってきた老猫、ペットホテルに預けるとパニックになりそうだし、さりとて私が預かっても環境の変化に戸惑うことであろう。
なにしろ来て3ヶ月は毎夜激しく鳴き喚き母親はノイローゼ寸前、その夜鳴きは今でも完全には治まっていないという。

そんな訳で世話の手順を習うためと、猫と私の心の距離を縮める為に夕食は実家にて。

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呼び掛けると「めんどくさいニャー」というお顔。

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それでも撫でるとゴロゴロと咽を鳴らす。猫の咽が鳴っているのを聞くと、私の心も何とはなしに満ち足りた気分になる。

膝にも乗ってくる。
野良生活が長くとも、人の情けで生き永らえてきた猫、人は嫌いではないようだ。

猫のいる暮らしに慣れている私は、猫といることでしか充たされない飢えのようなものがある。

猫は素晴らしい。