修理・・・夢あかり(新大塚)

昨年入手した愛器、フェンダーのプレべ。
音のビビリとネックの反りが気になってきたので、時差出勤を申請して朝イチで馴染みの工房へと持ち込む。

ローフレットの減り、指板の波打ちに加え、順反りだと思っていたネックは、所謂ハイ起きを発症していた。

耐久性に優れた(そして少々お高い)ステンレスフレットへの交換、指板修正、指板塗装(メイプルはつらいよ)、ブリッジクリーニング、その他諸々。
見積もってもらうと、真鯛船8回と午前アジ船に1回乗れるぐらいの金額が吹き飛ぶことが判明した。

楽器、車、釣り。

男のロマンとはとにかく金のかかるものなのである。トホホ(;´д`)。

会社に戻る前に工房近くのラーメン店にてブランチを摂ることに。

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夢あかり。
食べログの評価は高いが、店の名前は感心しない。
私はラーメンには野趣を求めているのであり、夢やらあかりやらは求めていないのである。

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天気予報では最高気温が25度に達するかもしれないと言っていたこの日、家から重い楽器を背負ってきて喉が渇いていることもあり、黄金色に輝く泡立つ炭酸飲料もつけてしまったことはご容赦願いたい。

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そしてオーダーは特製つけ麺中盛り。

個人的には完全に食傷気味な魚介豚骨ダブルスープ、かなり強めなので六厘舎インスパイアの系譜と言えるかと思う。
何故にそのような婉曲的な表現になるのかと言えば、麺が六厘舎系とは全く異なるビロビロデロデロの麺だからだ。
どこかで見覚えがあるような麺だと思ったら、近い・混まない・味はそこそこでお馴染みのコンビニエンス・ラーメン・ショップ、たかちゃんらーめんの麺に似ている。
そう言えばたかちゃんらーめんも魚介豚骨ダブルスープだなぁ。
この組み合わせ、ある種の流行りなのだろうか?

うーん。
ううむ。
確かにこの茹で過ぎ感の強い麺は好きではないが、濃厚なスープ自体は悪くはない。
それなのに、この強い食傷感の正体は一体何なのだろうか?

音楽でもお笑いでも、ワン・ヒット・ワンダー、即ち一発屋って必ずいるものだ。
私にとってこの手の濃厚魚介豚骨ダブルスープとは、ラーメン界におけるワン・ヒット・ワンダー的な立ち位置なのかもしれない。