10時間睡眠・・・中華sobaいそべ(矢口渡)

結構なストレスを自覚しているし、休日出勤は夜からだし、軽くアジでも釣りに行って癒されようかと目論んでいた土曜日だったが、起きたら既に9時だった。

花粉症故に鼻が詰まったりくしゃみが出たりと睡眠は分断されがちで二度寝三度寝を繰り返し熟睡が難しい事情はあれど、最近ベッドに横になっている時間がやたらと長い。
春眠は暁をおぼえないのか?
それとも花粉症の薬の影響か?

そんなこんなでこの日も私のなかで赤丸急上昇中のラーメン店、矢口渡の中華sobaいそべにてランチであります。
夜から休日出勤を控え、しかも初めましての方と挨拶もしなければならない為、ニンニクマシマシの荒木屋に行けない事情もある。

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ビールはプレモル
キメの細かい泡が、ビールサーバーが理想的な状態に保たれていることを物語る。
ビールに拘るラーメン店は、とても好ましいものだ。

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この日のオーダーは白旨ニコニコワンタン麺、味玉。
笑顔が素敵な麺という意味ではなく、エビワンタンと肉ワンタンが二個ずつ乗っているということのようだ。

ん?

白くて細い、まるで冷や麦のような麺は、つけ麺で供される麺よりも一回り細いようですね。
力強い麺を好む私としては、相容れない方向性の麺に見えるが、さにあらず。

ツルツルとした食感、しかし噛むとモチモチ。硬めの茹で加減も絶妙である。
自家製麺伊藤の歯切れ良い細麺とも、博多ラーメンのパツっとした細麺とも異なるこの麺、一見ありきたりにみえて実は中々に得難い麺なのではないだろうか?

つけ麺よりもソフトなカエシでスープは出汁の旨味を濃厚に感じる。昆布の効き具合がなんとも言えず良い。

刻みネギには柚子皮が乗っており、クラッシュすると爽やかに味変。
チャーシューも旨いし、勿論自慢のワンタンも旨い。
卓上の調味料は勿体なくて掛けられないなぁ。

これにて白旨、黒旨、ラーメンとつけ麺コンプリート。

プリミティブ&ブルータルを標榜する私のラーメン・ポートフォリオには組み込まれていなかった類いの店だが、老いてきた私にとって優しいラーメンの方がしっくり来るのは当然とも言える。

この店は私のターニングポイントとなるかもしれない。

ごちそうさまでした。