研鑽の後に・・・酒場ふくろ(池袋)

研鑽とは何なのだろうか?
能力を向上させることではないのか?
もしかしたらそれは単なる自己満足に過ぎないのではないか?

学舎で研鑽を積む若人たちと比べたら、老い先短いワタクシ、それでも自分の為に自己研鑽に励むことは意味があると信じている。

そんな自問自答的自己研鑽を終えたフライデーナイト、翌日に釣りに行く余力もないし、もう飲んじゃおう。いや、むしろ飲むしかない。

やって来たのは酒場ふくろ。
リチャード・ブローティガンが優しい視線を注ぎそうな敗残者たちの溜まり場である。
同類の私には居心地が良い。

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瓶ビールは銘柄こそ残念だが、大瓶なのは幸いである。

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湯豆腐とマカロニサラダ。
酒はホッピーにチェンジ。

徹底的に脱力し、のんびりとユルく飲む。
持病の肩凝り以上に凝り固まった心がほぐされてゆく。

神経症的な組織の表面を保つために、自分が無理をする必要などないのだ。

ゆっくりと夜が更けて行く。