下ブレ・・・ラーメン二郎新宿小滝橋通り店

朝から病院に薬を貰いに行き、その後やむにやまれぬ事情というヤツで会社へは向かわず新宿へ。

ついでに昼食も済ませてしまおうと、2017年、長い眠りから突如覚醒した奇跡のラーメン店小滝橋二郎に向かう。

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開店5分前に到着すると並び無く期せずしてポールポジション

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ビールの飲める直系二郎は今や大変に貴重な存在。
それならばこの恩恵にあずからないわけにはいくまい。

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オーダーは小ラーメン、コールは野菜ニンニク。

ん?
スープが出汁、カエシともに薄い。
覚醒した後の小滝橋二郎で初めて出会う下ブレである。

しかし卓上の醤油を足したらかなり旨くなってきた。
麺も豚も野菜の茹で加減も最高で、スープを調整したら覚醒小滝橋の本質が現れた。

小滝橋二郎のBGMはいつでもAMラジオという昭和丸出し感、これも味と言えなくはない。
しかし午前11時のニッポン放送のプログラムは人生相談。
子供電話相談室なら微笑ましくもあるのだが、いい大人が自分の悩みと罪を見知らぬ相談員に告解している声を公共の電波に乗せ、さらに横柄な相談員に叱られて項垂れて「...わかりました。はい、頑張ります」なんて茶番劇を演じるのは、私には倒錯プレイの類いにしか思えず聞いていてとても辛いし理解できない。
聞きたくないのに聞こえてくるので嫌でも聞いてしまう私の置かれた立場も何らかの倒錯プレイの延長のような気がしてきて更に辛い。

自分を粗末にする人間が、他人を粗末に扱うことに躊躇いの無い人間に精神的に打擲される様を公共の電波を利用して公開する。
それを聞く人はいったい何の目的でそのプログラムを聞くのだろう?

闇と病み。
思考も止む。