開幕・・・8/5庄三郎丸

8月より相模湾のカツオとマグロの餌釣りが解禁。

記録を紐解くとこの釣り、2014年以降ご無沙汰である。

今年は開幕よりカツオの爆釣が続いており、久々に釣りたての美味しいカツオを食べたいなと金曜日に思い立ち、庄三郎丸に予約の電話を入れた。
しかしカツオが5本も6本も取れちゃったら困るよな、と取らぬ狸の皮算用
念のためサマーな後輩(仮名)ともう1人の女性スタッフにお裾分けする約束までして定時より少し前に早退したワタクシ。

何しろ久々に引っ張り出すタックルなのでメンテナンス含めてあれこれとやることがあるのだ。

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ちなみに前日こんなカップ麺でテンションを上げておいたのだが、久々に訪れる真夏の平塚新港は一種異様とも言える活気と熱気に充ち溢れていた。
カツオやマグロというのはアングラーのテンションを殊更に上げるのだろう。

定時より少し前に出船した22号船は浮漁礁を目指す。
この日庄三郎丸では大型船4隻をカツオ・マグロ船に割りてたが、それでも22号船には20名以上が、更にルアーに割り当てられるミヨシのお立ち台は私含め5名が乗るという活況である。

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20分程走り目指すパヤオに到着すると、そこにはタチウオ船団ならぬカツオ船団が形成されていた。

水面にはシラスを追っているのだろうか、シイラが騒いでいる。

20m前後に反応ありとのことでまずはジギングでスタート。
ジグはかつて本ガツオを釣ったことのあるTGベイト、更にシラスを模したバケ付きのフック、もう完璧である。
釣れない理由が見当たらないよ、ハハハ。
ハハハ。
( ̄∇ ̄;)ハッハッハ。

回収中に水面直下でシイラが食った他はアタリもない。
エサ釣りではポツリ、ポツリと釣れているのだが、どうもジグは分が悪いようだ。

とは言えエビング組も釣れていない。

時折シラスを追ってカツオの大群が持ち上がり大ナブラが形成される。
ここにジグを打ち込んでもカツオは見向きもしないという切なさ。
偏食なお魚さんにはマッチ・ザ・ベイトが基本なのである。

止む無く私もジギングを諦めエビング・タックルへと変更。
完全にキハダにフォーカスしたタックル、テンビンに付けるジグも200gあり、魚など掛からずともこのタックルでしゃくり続けるだけでかなりの重労働である。

「反応は15~20m、その下30~40mにも反応出てるよ。」
日焼けしてイケメン度がマシマシのイケメン船長が、誠実な人柄が滲み出るイケてるボイスでアナウンス。

上の反応ばかり狙っていたけど全く手応えが無いので仕掛けを50m付近まで沈めてからシャクリあげるてみることに。

その直後。40m付近を探っている時に、しゃくりあげた竿が何者かに止められた。
「!!!」
アワセを入れるとカツオ用に5kgに締めたドラグをものともせずに勢いよくスプールが逆回転し糸が10m程放出された。
この引きはカツオじゃなくてキメジだろう。

ハリスが12号の市販カツオ仕掛けなので無理は禁物とは言え、長いファイトも混んだ船では禁物、バットエンドを下腹に当ててロッドを立て、ゴリゴリ巻く。

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ネットインしたのはやはりキメジであった。
本当はカツオが欲しいのだけど、これはこれで嬉しい獲物。
良く見ると針が伸ばされており、結構ヒヤヒヤもののファイトだったことが分かった。

やはり深い方の反応はキメジの群れだったようで、船中ポツポツとキメジがアタリ取り込まれたりハリスが切られたり。
私はもうキメジは要らないので浅い反応だけを狙ったものの、結局カツオはアタリすら無いまま終了、昼からはキハダを狙うことに。

ソナーでキハダを探し、その進路を先回りする待ち伏せ作戦。
しかしキハダは目の前でガバガバ跳ねており、これはキャスティングで狙った方が捕れるのでは?という感じだ。

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船中2ヒット1キャッチで13:40沖あがり。

私含めルアー組はノーヒットであった。

カツオもキハダも捕れなかったけど、とりあえずキメジを確保して及第点かな?

開幕したばかりのこの釣り、チャンスはまだまだある。

【釣果】
5時50分出船、13時40分沖揚がり
キメジマグロ 1本(未計量)


【タックル】
<ジギング>
ロッド:Abu Garcia SALTY STAGE KR-X SJS-57/210
リール:SHIMANO TWIN POWER SW8000HG
ライン:PE4号、リーダー:フロロ60lb

<エビング>
ロッド:TENRYU SPIKE TUNA SK812TN-H
リール:DAIWA キャタリナ6500H
ライン:PE6号、リーダー:ナイロン100lb

【本日の総括】
5kgまでしか量れない我が家の重量計が振り切ってしまったので重さはわからず。

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船では小さく見えたキメジも家のキッチンに置いてみると、かなり大きく感じます。

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先日包丁を研いでおいたので解体ラクラク、捌き甲斐があって楽しい!

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ハラモとカマを塩焼きに。
解体中に中落ちをつまみ食いしたら酸味が強くて美味しくなかったので柵取りした身は冷蔵庫で熟成へ、成長したらトロになるであろう一番脂の乗ったハラミを少しだけ刺身に。

うん、期待した以上に美味しい。

3年ぶりのこの種目、今日はあくまでもリハビリ、次回本番ということでカツオとキハダをもう一度狙いましょう!
そうしましょう!!