怠惰なサンデー・・・煮干しつけ麺宮元(蒲田)

3時半に目覚ましが鳴ったのは、当然釣りに行く為に自らが前夜のうちに目覚ましをセットしたからなのだが、目覚めた私の心の中には釣りに行きたいという欲求がつゆほども見当たらなかったのである。

釣れない釣りを好む傾向のある私は冴えない釣果にもめげるということを知らなかったはずなのだが、ここのところは低調な釣果に加えてオマツリ、高切れ、時合を逃す間の悪さ、果ては花粉との仁義なき戦いなども重なり、要は2017年に入り釣りを全く楽しまぬまま5月を迎えてしまった。

更に言うならば、釣りに行かない休日が常になってくると、釣りに行くこと自体が億劫に思えてくる始末なのである。

私は用意したアジ・フグのリレー船のタックルをしばし眺め、それから不意にビールのプルタブを開けてベースを手にした。

30分程爪弾いてから二度寝を決め込む。

飽きるほどたっぷりと寝てからゆっくりと起き出し、洗濯を済ませ、ブランチを求めて蒲田へと繰り出す。

前日は荒木屋の冷し五目麻婆という究極のつけ麺を食べたので、この日は双璧を成す蒲田最高峰のつけ麺、宮元へ。

ファースト・ロットには間に合わなかったのだがオペレーションが良いので30分足らずで着席。

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宮元さんは瓶ではなく生でございます。
ビールを飲みながら着丼を待つ。

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特製つけ麺、中盛り。

神の宿るスープに神の宿る麺を浸して食べる。
至高である。

煮干しのエグミすら旨味に昇華した芸術だ。

私は無言で一心不乱に食べ続け、あっという間に完食した。

大盛りにすべきであった。

その後は愛する温泉銭湯でのんびりと湯に浸かり、サウナで汗をかき、ロビーでビールを飲む。

怠惰な怠惰な日曜日。