讃岐屋(護国寺)

遅めの出社を申請して、朝イチから大塚にある馴染みの楽器工房に買ったばかりのベースを持ち込む。

ネックの順反りと高めな弦高を修正してほしいのと、アルミ製のピックガードの見た目と指に触れた時の感触が我慢出来なくなり、オリジナルのピックガード作製することを依頼。

見積もってもらうと事前の想定の2倍近い金額となってしまったが、今さら他とあいみつを取る気も起きないし、このまま使い続けてもストレスが溜まるのみ。
作業をお願いして楽器を預けた。

そのまま護国寺方面にブラブラ歩く。
昼時だし、会社に行く前に昼飯を済ませてしまおう。
と、美味しい中華料理屋の栃尾へ向かったのだが、なんと店の外に列が形成されていた。

ううむ、並びたくはない。

ふと横を見やると、うどん屋から客が出てきた。
ということは空席あるよね?ということで店内へ。

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ふむ。なかなか面白いシステムである。
日替りランチってとこかな?

という訳で本日の試得(しっぽく)うどん、カレーうどん、サービス・トッピングであげだまを。

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粘度の高いスープは猛烈に熱い。小麦粉感もかなり強めで所謂蕎麦屋のカレーという感じ。ここはうどん屋だけど。

味はマイルド。もう少しカレーの主張が強い方が個人的には好みだ。

頂けないのが肝心のうどん。
ぐにゃぐにゃでコシが全く無く、讃岐うどんとは似ても似つかないものだ。

麺類全般が好きな私だが、すべからくアルデンテを好む傾向にある。
また和麺ジャンルでは圧倒的に蕎麦を好むので、そもそもうどんとの縁は薄い。

私とは相容れることの出来ない一品であった。
残念。

会社に戻ってふと考えると、そういえば弊社のビブグルマンと名高いグルメ王のサマーな後輩(仮名)がこの店をかつて誉めていたような気がして尋ねてみた。
やはり彼の贔屓の店だった。

カレーうどんがあまり美味しくなかった旨を伝えると、彼いわくこの店でカレーうどんは頼んではいけないメニューの筆頭らしい。
そうだったのか。

もしも、ひょっとして、万が一、再訪の機会あらば、彼のオススメの肉うどんか、ぶっかけ系の冷やしメニューを試してみよう。