お買い物

春である。
出会いと別れの季節である。

先日横浜を訪れた理由は、ネットで見つけた気になるベースを試奏する為であった。
そしてもし本当にそのベースを気に入ったなら、購入の原資に加えるべく売却候補の2本のベースを携えて行ったのだ。

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想像を超えて色っぽい音がしたので、ネックが太くて弾きにくいことを考慮してもどうしても欲しくなり購入。
同時に、一時はメインで使っていたベースを含む2本を売却することとなった。

こんにちは。
さようなら。

時と共に、音の好みも変わってくるのかもしれない。

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竿の前に棹を並べて悦に入る。

サオは男のロマンである。
サオは快楽の象徴である。

翌日曜日は大掃除をすることに決めて釣りに行かなかったのだが、早起きしてベースをいじくり、その後ラーメン食べて温泉銭湯行って帰ったらまたベースを弾きまくって1日が終わった。

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そして三連休最終日は早くもスタジオデビュー戦であった。

いやー、いい。
実に、いい。

最後はプレべ、勿論パッシブ、指板はメープル、塗装は極薄ラッカーがいい。

会社員という社会生活を営む上では、組織の論理から逃れることはできないけれど、その反動のように私の私生活は一人で完結出来ることばかりに夢中である。
釣り然り、読書然り、一人旅然り。

しかしベースは一人で弾けるけど、バンドで演奏するとなると一人では出来ない。

案外とベースという存在は、世界と私とを繋ぐ役割を果たしているのかもしれない。