ベトナム放浪記・・・1/1

ベトナムの正月は中国同様の旧正月とのことで、2017年1月1日はベトナム人にとって単なる日曜日なのだそうだ。

しかし西暦が変わる日であることは万国共通なわけで、私が一泊したハロン湾のクルーザーではカウントダウンが行われ、そのままニューイヤーパーティーという名の狂乱の宴へと突入した。

年越しをクルーザーで向かえるというのは海と船を愛するワタクシにとって心踊る状況であるのと同時に、こんな日に一人でクルーザーに泊まるというのは危険な賭けかもしれなかった。
つまり、私以外は全てカップルという恐ろしい状況の可能性もある。

しかし私以外にも一人旅は二人いて(フランス人♂、スイス人♀)、それなりに楽しくkocoroに残る経験であった。
この顛末は後日余裕がある時に別途記事にしたいと考えている。

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寝不足の目を擦り初日の出を待ったが、空は生憎と雲に覆われ、辛うじて朝焼けが見えたのみ。

しかし船のトップデッキを独り占めし静かに2017年の朝を迎えることが出来たことは非常に気分の良いものである。

さて、12時前にハロン湾の港に戻り、そこからはシャトルバスでハノイへと戻る。
途中休憩、更には東南アジアめいぶつの交通渋滞にも巻き込まれ、ホテルにチェックインしたのは17時近くになっていた。

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旧市街をブラブラ歩いて目についたレストランで夕食を。
チキンのフォーとビーフの生春巻である。

私の知り合いのベトナム系米国人に「揚げ春巻はオススメだけど生春巻はギャンブル」と言われていたのだが、私は揚げ春巻よりも生春巻の方が圧倒的に好きなので、「50/50」と言われた博打に打って出た。

さて結果は明日に!

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軽く観光、更には二日前に全てを回れなかったナイトマーケットを冷やかし、マーケット付近のバーでハノイビールを飲んでいたら急速に眠くなってきた。

最近めっきりと夜に弱いワタクシ、更に睡眠不足も重なってどうやら限界寸前のようだ。

まだ20時だというのに、私は雑踏に揉まれながらヨロヨロとホテルに戻った。