夜釣りよ今夜もありがとう・・・9/1萬栄丸(勝山)
やって来ました初めての漁港、勝山。
狙うはこれまた初めてのターゲット、クロムツ。
不安感と高揚感が入り交じる夕方。
そういえば夜釣りも沼津のタチウオ以来だから、いったい何年ぶりだろうか?
釣座システム。
平日にも関わらず船は定員14名満船とのことで私は右舷の胴の間の釣座をあてがわれたのだが、3人組が何の連絡も寄越さずにドタキャン、急遽空いてる左舷に移動させられたが、結果的にはこれが助かった。
16時半、粘りまくった時のキャプテンUGが沖上がりを告げるような時刻に出船。
進路を南にとりゆっくりと船は走る。
最早ルアーアングラーとしての矜持の残滓すら見当たらない私の釣座。
ワンピースグラスロッド、ロッドキーパー、電動リール、リチウムイオンバッテリー。
パンクロッカーから演歌歌手に華麗なる転身、といったところか?
1時間以上走って船は洲崎沖でスローダウン。
まずはベテラン船長から釣方のアナウンス。
1.着低したら直ぐに底を切る。オモリが底だとオマツリを誘発するので厳守。明るい内は2m、暗くなると5mから8mまで探る。
2.ドラグはフルロック。サメをかわすために魚が掛かったら竿をキーパーにセットして電動リールのmaxスピードで巻く。
噂には聞いていたが、とんでもない釣りであるようだ。
?
そして困ったことに潮が速い。
しかも上側の潮が特に速い典型的な二枚潮、通過したばかりの台風の影響だろうか?
更に!序盤戦はサバ地獄。
悪い潮型にサバとくればオマツリが頻繁するのも当然である。
暗くなってから本命がポツポツ上がり始めると、今度は凄まじいシャークアタックが!真鯛の外道で釣れるホシザメ、ドチザメなんてカワイイものである。
時に海面まで上がってくるそいつは悠に2mを超える、時に3m近いものまでいるJAWS級。恐らくアオザメではなかろうか?
巻き上げ途中にこいつに捕まると、フルロックして全速で巻いてるリールが唸りを上げて停止、そしてスプールは徐々に反転する。
スプール押さえて切れるのを待つのみだが、仕掛けが切れてくれればいいものの、往々にして道糸のチチワ部分で切れる。
PE4号では心許ない釣りである。
おまけに時折あるのがナワキリのPEアタック。
口の聞き方を知らない中乗りによれば、ナワキリは道糸のラインマーカーを食ってくるらしい。
なので新品の糸はなるべく使わない方がよく、できれば仕掛けに近い頭10mぐらいの糸はマジックで黒く塗りつぶすと良いそうだ。
なるほど。
サバ地獄、サメ地獄、ナワキリ地獄、オマツリ地獄。
猛者どもを乗せたHELL SHIP、猛獣どもとの仁義なき闘いのHELL OCEANにいつしか私の心は折れた。
しかしクロムツのご機嫌よく、11尾もの本命を確保できたことは望外の釣果といえよう。
沖上がりは22時過ぎ。
危険防止の為に全員がキャビンに引き上げたことを確認してから船は漆黒の海を走り始めた。
つづく。
狙うはこれまた初めてのターゲット、クロムツ。
不安感と高揚感が入り交じる夕方。
そういえば夜釣りも沼津のタチウオ以来だから、いったい何年ぶりだろうか?
釣座システム。
平日にも関わらず船は定員14名満船とのことで私は右舷の胴の間の釣座をあてがわれたのだが、3人組が何の連絡も寄越さずにドタキャン、急遽空いてる左舷に移動させられたが、結果的にはこれが助かった。
16時半、粘りまくった時のキャプテンUGが沖上がりを告げるような時刻に出船。
進路を南にとりゆっくりと船は走る。
最早ルアーアングラーとしての矜持の残滓すら見当たらない私の釣座。
ワンピースグラスロッド、ロッドキーパー、電動リール、リチウムイオンバッテリー。
パンクロッカーから演歌歌手に華麗なる転身、といったところか?
1時間以上走って船は洲崎沖でスローダウン。
まずはベテラン船長から釣方のアナウンス。
1.着低したら直ぐに底を切る。オモリが底だとオマツリを誘発するので厳守。明るい内は2m、暗くなると5mから8mまで探る。
2.ドラグはフルロック。サメをかわすために魚が掛かったら竿をキーパーにセットして電動リールのmaxスピードで巻く。
噂には聞いていたが、とんでもない釣りであるようだ。
?
そして困ったことに潮が速い。
しかも上側の潮が特に速い典型的な二枚潮、通過したばかりの台風の影響だろうか?
更に!序盤戦はサバ地獄。
悪い潮型にサバとくればオマツリが頻繁するのも当然である。
暗くなってから本命がポツポツ上がり始めると、今度は凄まじいシャークアタックが!真鯛の外道で釣れるホシザメ、ドチザメなんてカワイイものである。
時に海面まで上がってくるそいつは悠に2mを超える、時に3m近いものまでいるJAWS級。恐らくアオザメではなかろうか?
巻き上げ途中にこいつに捕まると、フルロックして全速で巻いてるリールが唸りを上げて停止、そしてスプールは徐々に反転する。
スプール押さえて切れるのを待つのみだが、仕掛けが切れてくれればいいものの、往々にして道糸のチチワ部分で切れる。
PE4号では心許ない釣りである。
おまけに時折あるのがナワキリのPEアタック。
口の聞き方を知らない中乗りによれば、ナワキリは道糸のラインマーカーを食ってくるらしい。
なので新品の糸はなるべく使わない方がよく、できれば仕掛けに近い頭10mぐらいの糸はマジックで黒く塗りつぶすと良いそうだ。
なるほど。
サバ地獄、サメ地獄、ナワキリ地獄、オマツリ地獄。
猛者どもを乗せたHELL SHIP、猛獣どもとの仁義なき闘いのHELL OCEANにいつしか私の心は折れた。
しかしクロムツのご機嫌よく、11尾もの本命を確保できたことは望外の釣果といえよう。
沖上がりは22時過ぎ。
危険防止の為に全員がキャビンに引き上げたことを確認してから船は漆黒の海を走り始めた。
つづく。