栃尾(護国寺)

オムライスを食べようと護国寺に向かったのだが、入店と同時に気が変わった。
私はカーマ並みに気まぐれなのである。

ちなみに“キマグレン”というユニット名は嫌いである。ついでに言えば“スキマスイッチ”という名も許しがたい。
いずれも語感がダサいからである。
「don't smile so much , it can make you blind」というストラングラーズのジャン=ジャック・バーネルの言葉を捧げよう。

閑話休題
なんか最近の私は苛々していて心が狭いようだ。
反省はしないが。
怒りを燃料に変えるんだ!

さて、オムライスを取りやめて五目焼きそばを頼んでみたら、前衛芸術的な一皿が供されましたぞ。

イメージ 1



当然八宝菜のような五目餡が掛かった焼きそばを期待していたのだが、なんとこれはソース焼きそば
そこにチャーシュー、カニ、メンマ、うずらの卵、ワカメ(!)などが乗っている!
その名に偽りはなし。正に五目焼きそばではありませんか!

凄いオリジナリティである。
肝心の味もソース焼きそばにありがちなベタベタした感じもなく、上品で旨い。

模倣を良しとせず我が道を行く店。
そんな気概を感じる名店だ。

前日の記事とリンクするけどホスピタリティは心の問題であるが、職人のレーゾン・デートルは気概なのかもしれない。