再開発・・・富士そば渋谷道玄坂店

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東急プラザは跡形もなく消え去り、渋谷駅前には見慣れぬ光景が拡がっていた。

再開発とは終わりのない物語だ。

さて渋谷だ。

前日深酒をして記憶と左右のコンタクトレンズと信用と人間の尊厳の一部を失った街に、今日は仕事で来ている。

しかし渋谷に来たところで私が失った記憶と左右のコンタクトレンズと信用と人間の尊厳の一部を取り戻すことは出来なかった。

仕事の前に腹拵えと、目についた富士そばに駆け込む。
天玉そばにするかカレーにするか暫し悩み、結局ミニカレーを頼む代わりに天ぷらを排除するという解決策を見出だした。

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玉子そば&ミニカレー。
富士そばにおいては「月見そば」などという情緒的な呼称は使われておらず、むしろそこに立ち食いそば屋(椅子あるけど)としての矜持を感じた。

そばもカレーもごく普通。
でも「普通」がいいのである。

立ち食いそば屋に必要なものはスピード感、リーズナブルな価格、最大公約数的普遍性をもつ味、の三点であろう。

そういう意味では富士そばはあまりにも正しい。