最後にカマシます・・・4/13庄治郎丸
やっと代休を強奪!
夢の平日釣行である。
しかし小潮回りにつき一番乗りたいエビ鯛船は休戦ならぬ休船。
それでは「真鯛の代わりに金目鯛だ」とばかりにスロージギングを考えたのだが、どうも予報が良くない。
徐々に南西風が強まりそうなのだ。
相模湾にとって南西風は鬼門、おまけに庄三郎丸でジギングに割り当てられる釣座はミヨシのお立ち台。
ちょっと厳しいな。
そんな訳で私のチョイスは同じ平塚は庄治郎丸のカマス船。
ちょうど前々日に干物の冷凍ストックも底をついたので、最後にもう一度狙いたくなったのだ。
う~ん、いいねえ。
大型船に乗客は僅かに5人。
この贅沢感が平日釣行の最大の魅力だ。
ポイントは瀬の海水深190m前後のところ。
反応もひと頃より浮いてきて指示ダナは浅いと130m、深くても180m程で随分と釣りやすく、否、引っ掛けやすくなってきた。
タチウオのジギングを更につまらなくしたような感じの釣趣の欠片もないカマス引っ掛け釣り、指示タナの中を無慈悲に仕掛けを上げ下げするだけで情緒だって欠片程もない。
しかし最早鯖エサすら配られず、私も喰わせの仕掛けなど持っておらず、黙々と無慈悲に引っ掛けるのみである。
前半はポツリ、ポツリという感じだが反応が40mほどの厚みをもってきた10時過ぎ頃一時入れ食い、否、入れ掛かりとなった。
平日であるが故に良い子のみんなはお仕事を頑張っていて、あまり釣り過ぎるとお裾分け先を見つけるのが大変である。
私はペースを落としてSNSいじったり、パンを食べたり、不粋だけど仕事のメールを確認したりとかなりノンビリと釣りを行った。
この船には「何やってんだ!真面目にやれ!」と私を恫喝するような熱すぎる船頭がいるわけではないのだ。
沖で吹いていた南西風が届き、海は次第に悪くなってきた。
しかし既にクーラーには大漁のカマス。
船長は12時に早上がりを告げた。
この後お裾分け行脚が待ち受けている私には、むしろ好都合であった。
【釣果】
6時30分出船、12時沖揚がり
カマス26本
【タックル】
ロッド:アルファ・タックル・イカオニ190
リール:DAIWA シーボーグ300J-L
ライン:PE3号
【本日の総括】
船中釣果は7~37本。
及第点の釣果である。
最近は小アジを除いて捌いてある魚しか受け取ってくれない実家に立ち寄り、湯霜造り用三枚下ろし、塩焼き用下処理、挙げ句の果てには干物を10枚も作って差し上げる過剰サービス。
夜には割りと近所に住んでいる同僚に会社帰りに立ち寄ってもらって刺身用と塩焼き用をご家族分お裾分け。
こうして私が食べるに充分にして適当な量が手元に残ったのでありました。