イケメンの宿命・・・2/28庄三郎丸

久し振りに、実に久し振りに乗船した22号庄三郎丸。

イケメン船長はライトウイリーからカマスへといつの間にか担当種目が変わっていた。

平塚で最愛の船、今釣趣というよりも食趣にはまっているカマス、これは乗らない訳にはいかない組合せだ。

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22号船では最早サバ餌は配られなかった。
引っ掛け専門でやるらしい。

釣りではなく狩りである。

♪7時丁度の 22号で 私は私は釣り師から
旅立ちます~~~(狩人「あずさ2号」より)

気分はもう狩人である。

平塚新港から20分ほど走って瀬の海の船団に合流して釣りならぬ狩り開始。
ここから先は特に書くことありません。

イケメン船長のイケメンボイスで告げられる指示タナの中を、落としては巻き落としては巻きして魚が掛かるのを待つのみ。
技術は不要、誘いは不要、駆け引きは皆無。
単調で飽きてしまい最近はあまりやらなくなったタチウオジギングを更につまらなくした感じの釣り、いや狩りである。

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♪KAMASU、KAMASUが空を飛ぶ~~(沢田研二TOKIO」より)

魚影は濃いようでコンスタントに引っ掛かる。
しかし買ったばかりの我がリール、中速で巻くと直ぐに止まるという不具合があり、Max速度に近いスピードでしか巻けずにバラシが続出。
竿を手持ちして引きをかわすことで多少バラシは減らせたけど、それでも掛かった後にバレたのは10本どころではなかった。
要修理だな。

午前中は北風であり、相模湾で北風が吹くと地形的には花粉の直撃を受ける訳で、私は目の痒み→痛み、くしゃみ&鼻水、頭痛と闘いながらの釣り、いや狩りとなった。

よく「海の上は花粉少ないでしょ?」と言われるのだが数百キロも飛ぶといわれている花粉が釣りのポイントまで届かない訳がない。
むしろ一日中外にいるわけで、普段の日よりも調子が悪くなることの方が圧倒的に多いのだ。

イケメン船長も花粉症が酷いようで辛そうであった。
そういえば我が師キャプテンUGも花粉症である。
イケメンというのは宿命的に花粉症と闘わねばならないものなのかもしれない。
私は静かに己の運命を受け入れた。

沖上がりは14時。
最後三連続バラシで終わり微妙な後味だったが釣りも釣ったり、いや、掛けも掛けたり30本!
クーラーはずっしりと重く、イケメン船長には「良いペースで釣ってたね!」とノンケの私ですらクラクラしてしまいそうな笑顔で褒められ、悪い気はしないのでありました。

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【釣果】
7時出船、14時沖揚がり
カマス30本


【タックル】
ロッド:アルファ・タックル・エアボーンスティック60F-200
リール:DAIWA シーボーグ300J-L
ライン:PE3号


【本日の総括】
船中釣果は15~30本とのことで、バラシまくりながらも上出来の釣果だ。

自作仕掛けが良い仕事をしてくれた。
全長も枝間もエダスも食わせ仕掛けより短く、使ったハリスは太く、お陰でトラブルも全くなく快適に釣りが、いや狩りが出来た。

今日の感じでは修正すべき点は無く、今後はこの仕掛けをカマス釣りのスタンダードにしたいって今シーズンの再戦はあるのかな?

お隣の庄治郎丸で釣りしてた某知り合いにお裾分け、その後実家に寄ってお裾分け、大量に生産した干物の一部は会社で部下にお裾分け。

普段あまり目にすることもなく、食べて美味しいカマスはお裾分けして喜ばれるターゲットである。

干物のストックが尽きてシーズンが終わってなかったら、もう一度行っても良いかな。

ところで濁り潮が入ってきたそうでアマダイも数が出なくなり、ホウボウ船は終了した。

期間超限定のあの釣りの開幕も間も無くであろう。

季節の変わり目は釣りものの変わり目でもある。

ドンドン繰り出しますよ、今年は!