寄り切り・・・蒲田荒木屋

金曜日。

会社は組織改訂と人事異動に伴うお引っ越しモードにて、18時までに荷造りを終えねばならない。

土曜日は荒天予報で釣りに行けないし、サマーな後輩(仮名)誘って会社近くのロックな飲み屋でしっぽりと飲む。

店は安普請で便所臭かったけど、すぐに慣れてむしろ居心地が良くなった。
食事も全て旨く、値段は手頃。
わざわざ通うような店でもないけど、会社帰りにサクッと飲みたいときの選択肢としては有りだ。

相当飲んだはずなのに若干飲み足りない気がして帰宅後にワインを1本空けるという愚行を犯し大酩酊、翌日は二日酔いにて昼過ぎまで惰眠を貪る。

シャワーを浴びてさっぱりした後は、刺激的なランチで酔いを完璧に醒ますべく蒲田へと向かう。

アイドルタイムの荒木屋。
なんか変わったものを食べたいと、確かに私はからふと丼を所望したはずなのだが、気が付くと私のオーダーはつけ樺太へと変更されていた。
店員さんに押しきられ、寄り切り負け。

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そんな訳でつけ樺太、麺硬め。

中本でつけ樺太を食べた際、麺の侵入を拒むドロドロのスープと塩分濃度に辟易し、やはり樺太餡はご飯の方が合うのかもしれないと思ったのだが、荒木屋のつけ樺太は適度に粘度のあるサラッとしたスープであった。
これが滅多矢鱈と旨い!

麺完食後にスープが相当量残ってしまったのでライスを頼みたいところではあったのだが、お腹パンパンにつき泣く泣く断念。

大満足な一杯だった。

食事を終えたらフィッシングジャンボ上州屋を覗き、しかる後に腹ごなしにブラブラ散歩して我が最愛の温泉銭湯へ。

最近ジョギングをサボり気味につきなんとなく締まりが無くなってきたような裸体を鏡越しに見て、そろそろまた本格的に走ろうかと思った。
転倒による傷も、その時に受けた心の傷も、とっくに癒えているのだ。