寝坊が吉と出る…9/20野毛屋

やあ、みんな!
 
僕きょくたん君だよ!
 
僕はとにかく極端なんだ。
 
何でも白黒つけたがるし、気に入ればとことんのめり込むし、気に入らなければ徹底的に無視するし、YESかNOしか求めないから曖昧な態度は赦さない。つまりこの世は全て二元論で構成されていると信じているんだ。
 
あ、ちなみにそのような極端な傾向があるからきょくたん君と呼ばれているのであって、決して極端に右寄りな政治的思考やら原理主義的宗教観を持っている訳じゃないから安心してね!本当だよ、ふふふ。
 
(ところでここまでの記述は僕が極端な釣りをやってしまったという現実をフィクショナイズする為に産みだした架空ペルソナの独白であり、この文章を書いているリアルな自分は優柔不断で曖昧な部分をもち、発展的ではない二元論を憎む凡庸な人間であることを付け加えておく。

現実の僕とブログにおける僕は所謂パラレル・ワールドに生きていて、同時の時間軸に存在する同一の人間でありながら、決してお互いが交わることのない存在なのだということが前提だった。
ところが最近この「自己内自我境界」が決壊の危機に晒されていて、ブログ世界の僕が現実世界の僕を侵食してくるような感覚があるんだ。

このままでは文章は次第に自由さを失い、この場を存続させる意味を失うかもしれない。
そうなったら別の形を考えることになるかと思う。

とりあえず今のところは架空ペルソナが現実世界の僕とは同一の存在であっても異なる世界に生きているという補足でしのぐ。)

さて、本当はシルバーウイーク初日に午前アジ・午後フグのリレー船に乗るつもりだったのだがまさかの寝坊で順延となってしまった。

でもそれが結果的には吉と出た。

前日は1~10尾という惨敗に終わった午前アジ。
ところがわずか1日でガラリと様子が変わってしまうのも釣りの恐ろしさだ。

前日攻めなかった小柴沖方面を舵を切った第三忠丸。
反応を捉えて開始の合図が出るとそれから沖上がりまでアタリっぱなし!

沢山釣れると釣りも雑になってくるし、それより何より食べきれないし、お裾分けにも限度があるってんで途中からあらかたリリースしてノンビリ釣ったけどそれでも中羽サイズ主体で釣りも釣ったり67尾!

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どんなもんだい、この極端な釣れっぷりは!

これなら午後も楽勝だぜ!

50とか釣れちゃったら料理するのも大変だな。

しかし午後は真逆なベクトルで極端な釣果となり、この心配は全くの杞憂に終わった。

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なんだ、これ?



【釣果】
<午前アジ>
7時出船、11時沖揚がり
アジ67尾
<午後フグ>
12時30分出船、16時15分沖揚がり
ショウサイフグ3尾、サバフグ多数、ギマ、イイダコ、カンパチ(ショゴ)

【タックル】
<午前アジ>
ロッド:アルファ・タックル エアボーンスティック30T-200
リール:SHIMANO オシア・カルカッタ301HG
<午後フグ>
ロッド:マニアス・フグ・リミテッド
リール:SHIMANO ステファーノ201
ライン:PE1号
 
【本日の総括】
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夕陽の哀愁がきょくたん君を優しく照らす。
随分と日が短くなったものだ。

一日船が狙っているプレ・よりふぐポイントはあまりにも場所が狭いそうで先行船が錨を下ろしている間は攻めようにも攻められず、とりあえず船長は沖目の実績ポイントを転々と回ったのだが空振りに終わるかサバフグ祭りかのいずれか。
餌の消費を考えると、サバフグ祭りよりもまだ空振りの方が好ましいのではないだろうか?

結局本命の釣果は僅か3尾という極貧。
また極端な釣りをしちまったなぁと思ったけど、後で知ったら船中釣果は0~4尾だったとのことで3尾なら上出来なのであった。

きょくたん君は私ではなくむしろ船長の方かもしれない。

ね?