夢の平日釣行…9/14野毛屋

ようやく夏休みを1日だけ強奪!
まさに強奪と呼ぶに相応しい緊急取得だ。

秋の落ち鯛が釣れ始めたなんて話を聞いたら、大人しくなんてしてられない。

週の幕開け月曜日、私は会社ではなく金沢八景に向かった。

6時ころ宿に着くと先行者は僅かに1名。
余裕で左舷の大ドモを確保。
やはり平日釣行は最高だ。

定時に出港した船は第三海堡直行便。
そして終日第三海堡を攻め続けた。

前週の大雨の影響による酷い濁りも取れ、下げ潮は真っ直ぐと良く流れ、条件は最高。
これは釣れそうだと思ったが、やはり一流し目からポツリポツリとアタリ到来。
釣り上げた歓喜の声とバラシたアングラーへの罵倒が交錯する賑やかな船上、これぞ第二忠丸だ!

そして2流し目で私のタックルにも強烈なアタリ到来!
「この際のポイントは大型が出るぞ!」とキャプテンのご託宣を有り難く拝聴した直後のことだったので、「すわ、大鯛か!?」と興奮したのだがドラグ鳴りまくりの走りまくり。
この暴走ファイターの正体はワラサでありました。
でっぷりと太ったコロコロボディ。しかし私はワラサやイナダを旨いと思ったことはなく、この獲物は同様のコロコロボディを持つ中乗りエストシ君(仮名)に進呈した。

その後も一人、また一人と本命を釣り上げていき、気が付けば客の中で本命を釣っていないのは私だけとなっていた。
嫌な予感がした。

「な~にやってんだよう、おう?」
「早く釣れよ、ゴルァ!」
「今日はタイラバの客は来てなかった設定で釣果書くぞ!」

まだ午前中だというのに船長の叱咤激励というには強烈過ぎるプレッシャーを浴びつつ釣りをしなければならない蟹工船
この試練もまた第二忠丸では多くの客が経験する通過儀礼のようなものだ。

しかし私は上げ潮の申し子、潮が変われば釣れる確信があったのだ。

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【釣果】
7時15分出船、15時30分沖揚がり
真鯛2枚(1.8kg、1.0kg)
外道:ワラサ
 
 
【タックル】
ロッド:ZENITH零式 LIGHT G-TOP L 
リール:DAIWA RYOGA BAY JIGGING C1012PE-HWL
ライン:PE1号、ハリス:フロロ5号
 
<キャスティング> 
ロッド:Major Craft GIANT KILLING S73L/TR
リール:SHIMANO TWIN POWER MgC3000
ライン:PE0.8号、リーダー:フロロ3.5号


【本日の総括】 
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上げ潮タイム入りしてから2発ヒットの2枚ゲット。
いずれも綺麗で美味しそうな東京湾ブランド真鯛だ。
1.8kgの真鯛を締めた時に口中にタイノエを発見して悲鳴を上げそうになったが、割り箸で摘み出し平潟湾に海洋投棄。
招かれざる客を持ち帰らずに済んで全てOKだ。

昨年10月のような荒食いはないけれど、東京湾のエビ鯛船でこれだけアタリがあれば(船中6名で29回ヒットの15枚ゲット)やはり落ちの鯛が本格化ということなのだろう。

猛暑も去り船上は暑くもなく寒くもない最高の気持ちよさ、6月以降激増していた休日出勤も減りそうだし、ようやく私も釣りに没頭出来る条件が整ってきた。