二兎を追う…8/22羽田かみや

双子の台風が接近中ではあるが、東京湾にはさしたる影響もない。
 
何を釣りに行こうかと東京湾の馴染みのある船宿の釣果を調べていると、羽田かみやがタチウオとアジのリレーという美味しい二兎狙いの素敵な乗合を出していることを知った。
 
この船宿、自宅からも近くホスピタリティも高く常連客も気さくな人揃いでお気に入りの船宿なのだが、釣りもののメニューが私の嗜好と合致しなかったり、行こうと思ったときに乗りたい船が相次いで休船していたりとここのところ微妙に相性が悪かった。
 
そんな訳で気がつけば昨年秋のカワハギ・シーズン以来という随分久し振りの訪問だ。
 
そう、そしてタチウオ釣り自体も非常に久し振りなわけですよ。
 
何しろ加齢とともにタチウオの脂を胃が受け付けなくなってきて、最近は少し食べ過ぎると必ず胃もたれするという個人的にはバラムツのような危険なターゲットなのである。
数本釣れれば満足なので、リレー船で半日狙いというのは非常にありがたい。
 
10名乗船のうちジギングは私だけであり、アタリのジグ・カラーを見つけるのも一人きりの孤独な作業なのだが、この日のタチウオの反応は底ベッタリであたってもルアーを上までは追いかけて来ず、色よりも巻き方やジグの形状が重要だった印象だ。
 
全体的に小振りサイズが目立ったものの、最後に指5本半ほどのメーター・オーバーも混じり7本の釣果は十分。
久し振りに塩焼きと炙り刺しを頂きましょう。
 
 
後半戦は観音崎から富岡沖へと移動してアジ釣り。
前日同じポイントで中羽サイズが絶好調とのことだったので期待は否が応でも高まったのだが、たまには釣り人の期待を完膚無きまでに裏切ることがあるのもアジという魚の特徴なのである。
 
イメージ 1

【釣果】
7時15分出船、15時20分沖揚がり
タチウオ 7本
アジ 7尾 


【タックル】
<タチウオ>
ロッド:TENRYU OCEANIA OC581B-4
リール:SHIMANO スコーピオン1501XT
ライン:PE1号、リーダー:フロロ5号、先糸フロロ12号

<アジ>
ロッド:アルファ・タックル エアボーンスティック30T-200
リール:SHIMANO オシア・カルカッタ301HG
ライン:PE2号


【本日の総括】
アジ釣りで初めてのボウズかと悲観が頭を過った沖あがり寸前に初めて掛かるもバレ、そこから3尾連続でバラし万事休すと涙目状態だったのだが、思い切って仕掛けを変えたらなんとか型見て結局タチウオと同数の7尾で終了。
釣りとしては物足りないものの食べるには充分、なにより台風近付く中東京湾の地の利を活かして一日遊べたので悪くない土曜日ではあった。
 
ところで案の定タチウオを食べたら胃もたれしてしまい…。